本日の日足・4時間足からみるポンド円の為替予想です。7日の雇用統計以来ずっとダウントレンドにはいってますね。さて、本日はどうなるのか。戻しは継続するのか、再び下降するのか。本日もみていきましょう。

こんにちは。本日は春分の日。七十二候では「雀始巣(すすめはじめてすくう)」となります。生活も天気もなにかと変化が多い季節。私はたいてい風邪をひいたりするので体調には気を付けたいと思います。みなさんはいかがでしょうか。

さて、いつものことですが本日の相場についてのわたしなりの感じたところを書いていきます。基本ファンダメンタル分析はせずチャート中心に判断します。使用するのは、EMA(指数平滑移動平均線)、ライン、フィボナッチです。

※ご注意ください。相場のチャートは日本時間本日17時頃のものを使用しています。

●3月21日 ポンド円の為替予想とチャート分析まとめ

本日はすでに大きく下降し始めているので、今後の反転上昇の想定ポイントと下降継続するにあたっての想定ポイントを整理したいと思います。
参考までに、反転上昇の可能性のある想定ポイントは下記となります。

  1. 日足・EMA分析:図1。一昨日は100EMA(オレンジ細線)が抵抗線となって反発上昇へ。今後もどうなるかに着目
  2. 日足・4時間足・Fib分析:図1と図2。これまでの底値であったフィボナッチ0ライン付近が再び抵抗線となるか着目

下降の継続のポイントしては下記を考えています。

  1. 日足・4時間足・TL分析:図1と図2。3月7日の米国雇用統計の発表でつけた高値からのダウントレンドライン(ブルー太線)を引く。本日(17時現在)もこのトレンドラインが機能していると考えられる。

以下は、まとめの補足として詳しく日足と4時間足をベースにチャート分析や事実確認をしていきます。その後、本日は反転上昇を基本シナリオ。このまま一時上昇する事も含め、最終的には下降するというのが反対シナリオとして考えてみたいと思います。

140321.日足

140321.4時間足

●為替予想根拠 ポンド円 日足・4時間足チャート分析

<全体説明と設定>

  1. 日足・4時間足・全体分析:図1と図2。7日の米国雇用統計以来ダウントレンドが続く。
  2. 日足・4時間足・Fib分析:図1と図2。日足、4時間足とも3月7日の高値と14日の直近の底値を結んだ結んだフィボナッチリトレースメントラインを採用。
  3. 4時間足・全体分析:図2。18日の底値でダブルボトムのパターンが形成。今後どうなるかに着目。

<上昇材料>

  1. 日足・EMA分析:図1。一昨日は100EMA(オレンジ細線)が抵抗線となって反発上昇へ。今後もどうなるかに着目
  2. 日足・4時間足・Fib分析:図1と図2。これまでの底値であったフィボナッチ0ライン付近が再び抵抗線となるか着目

<下降材料>

  1. 日足・4時間足・TL分析:図1と図2。3月7日の米国雇用統計の発表でつけた高値からのダウントレンドライン(ブルー太線)を引く。本日(17時現在)もこのトレンドラインが機能していると考えられる。
  2. 日足・EMA分析:図1。昨日はEMA13(黄色細線)がダウントレンドをサポートして反転下降へ。
  3. 4時間足・EMA分析:図2。EMA75(オレンジ太線)とEMA100(オレンジ細線)がデットクロス。

<その他・もみあいなど要素>

  1. とくになし

※全体分析=ローソク足、形態認識およびパターンの基礎分析
※EMA分析=指数平滑移動平均線分析。使用EMAは5、13、25、50、75、100、200。
※TL分析=トレンドライン分析
※Fib分析=フィボナッチ分析
→各分析項目ごとのファクト整理は一番下になります。

 

●為替予想対策 本日の基本シナリオ

本日のトレードですが、基本的にはまだダウントレンドにいるものとして、順張りである売りのタイミングを判断していきたいと考えています。

と言いたいところですが、すでにポインンととなるダウントレンドライン(ブルー太線)から反転し大きく下降しているので本日の基本シナリオでのエントリーポイントはひとまずありません。

 

※為替 反対シナリオ

ここでは基本的なシナリオに対しての反対の考え方について考えます(独り突っ込みパートです)。
本日の反対シナリオは下降から反転上昇(戻し)するかどうかです。

  • 図1。一昨日は100EMA(オレンジ細線)が抵抗線となって反発上昇へ。今後も反転するかに着目
  • 図1と図2。これまでの底値であったフィボナッチ0ライン付近が再び抵抗線となるか着目

これらの抵抗線はこれまでの下降の勢いを止めてきましたが、今回はどうなるでしょうか。
引き続きこれからも見ていきたいと思います。
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本日は以上となります。

みなさんはいかがでしょうか。どんなシミュレーションをされてますか?どう自分の売り買いも含めてリハーサルをされるのでしょうか。

なおチャート分析およびその解釈はあくまで私なりのものですので、読まれる方にとって不快になる方や不利益を被る方もいらっしゃるかもしれません。この点は本サイトおよび下記の免責事項の内容を予めご了承ください。
不定期ですが、また時間があるときは掲載していきたいと思います。
では、失礼します。
H.N

※このブログおよびコンテンツのすべては投資勧誘を目的としたものではなく情報提供のみを目的としています。こちらの内容の利用者または閲覧者の方の実際の投資およびその他の損益について一切の責任は負いません。予めご了承ください。

※本日のポンド円為替 日足、4時間足を中心とした各分析ごとの整理

<1.ローソク足、形態認識・パターン分析>

  • 日足・4時間足・全体分析:図1と図2。7日の米国雇用統計以来ダウントレンドが続く。
  • 4時間足・全体分析:図2。18日の底値でダブルボトムのパターンが形成。今後どうなるかに着目。

<2.トレンドライン分析>

  • 日足・4時間足・TL分析:図1と図2。3月7日の米国雇用統計の発表でつけた高値からのダウントレンドライン(ブルー太線)を引く。本日(17時現在)もこのトレンドラインが機能していると考えられる。

<3.指数平滑移動平均線(EMA)分析>

  • 日足・EMA分析:図1。一昨日は100EMA(オレンジ細線)が抵抗線となって反発上昇へ。
  • 日足・EMA分析:図1。昨日はEMA13(黄色細線)がダウントレンドをサポートして反転下降へ。
  • 4時間足・EMA分析:図2。EMA75(オレンジ太線)とEMA100(オレンジ細線)がデットクロス。

<4.フィボナッチ(4時間足)>

  • 日足・4時間足・Fib分析:図1と図2。日足、4時間足とも3月7日の高値と14日の直近の底値を結んだ結んだフィボナッチリトレースメントラインを採用。
  • 日足・4時間足・Fib分析:図1と図2。これまでの底値であったフィボナッチ0ライン付近が再び抵抗線となるか着目