本日の日足・4時間足からみるポンド円の為替予想です。先週よりアップトレンドにはりました。本日はこの上昇がどこまで続くのか、戻しはあるのか、などをみていきたいと思います。

こんにちは。久しぶりの投稿です。先週後半から生活のリズムが変わり、出張も重なり疎かになりました。

さて、いつものことですが本日これからの相場についてのわたしなりの感じたところを書いていきます。基本ファンダメンタル分析はせずチャート中心に判断します。使用するのは、EMA(指数平滑移動平均線)、ライン、フィボナッチです。

※ご注意ください。相場のチャートは日本時間本日15時頃のものを使用しています。

●4月2日 ポンド円の為替予想とチャート分析まとめ

本日はロンドン時間を迎えようとしていますね。午前中の東京市場では大きく上昇しましたがその後は少し停滞というところでしょうか。

個人的には本日はあまり下がる要素がポンド円では見当たりません。
下がるにしても、各EMAは上向きですぐに跳ね返される可能性も有ります。

ただ、本日すこし下がるに際しての着目点は以下を考えています。

  • 日足・4時間足・TL分析:図1と図2。アップトレンドライン(ブルー線)を下に割るかどうか。
  • 4時間足・EMA分析:図2。5EMA(黄色点線)まずこの5EMAをローソク足が完全に下に超えるかどうか。

上を踏まえながら基本的には上昇を順張りとして検討していきたいと思います。

以下は、まとめの補足として詳しく日足と4時間足をベースにチャート分析や事実確認をしていきます。

140402.日足140402.4時間足

 

●為替予想根拠 ポンド円 日足・4時間足チャート分析

<全体説明と設定>

  1. 日足・全体分析:図1。ここ数か月全体的にはアップトレンドで切り上がり。しかし、上値が伸び悩み。上部の水平線(グリーン太線)がレジスタンスとして機能。今後ここを突破できるかにも着目。
  2. 日足・4時間足・全体分析:図1と図2。先週から今週にかけては上昇トレンド。
  3. 日足・4時間足・Fib分析:図1と図2。アップトレンドとの判断から、日足、4時間足とも2月4日の底値から3月7日の高値を結んだ結んだフィボナッチリトレースメントラインを採用。全体として、先月の3月7日からの下降はフィボナッチライン61.8あたりで反転上昇している。

<上昇材料>

  1. 日足・4時間足・TL分析:図1と図2。先週からの上昇にアップトレンドラインを引く(ブルー線)。このラインを下に割るかどうかに着目。
  2. 日足・EMA分析:図1。先週、10EMA(黄色細線)と25EMA(黄色太線)がゴールデンクロス。
  3. 日足・EMA分析:図1。5EMA(黄色点線)から100EMA(オレンジ細線)までの角度が上向きに転じる。
  4. 4時間足・EMA分析:図2。ほぼ5EMA(黄色点線)の上を引っ付くように上昇。下に押し目を作る場合はまずこの5EMAをローソク足が完全に下に超えるかどうか。

<下降材料>

  1. 日足・全体分析:図1。上部の水平線(グリーン太線)がこれまでレジスタンスとして機能。今後ここを突破できるかにも着目。
  2. 日足・4時間足・TL分析:図1と図2。アップトレンドライン(ブルー線)を下に割るかどうか。
  3. 4時間足・EMA分析:図2。5EMA(黄色点線)まずこの5EMAをローソク足が完全に下に超えるかどうか。

<その他・もみあいなど要素>

  1. 特になし

※全体分析=ローソク足、形態認識およびパターンの基礎分析
※EMA分析=指数平滑移動平均線分析。使用EMAは5、13、25、50、75、100、200。
※TL分析=トレンドライン分析
※Fib分析=フィボナッチ分析
→各分析項目ごとのファクト整理は一番下になります。

●為替予想対策 本日の基本シナリオ

本日のトレードですが、基本的にはまだアップトレンドにいるものとして、順張りである買いのタイミングを判断していきたいと考えています。

ポイントは、以下です(4時間足・図2)。

  • 一度、5EMA(黄色点線)を下回り、その後再度5EMAを超えた際に買いのエントリーを検討

※為替 反対シナリオ

ここでは基本的なシナリオに対しての反対の考え方について考えます(独り突っ込みです)。
本日は基本的に上昇相場ですので、反対シナリオではここから下がることを想定します。

基本的には以下の兆候を確認しないとなんともいえませんね。

  • 日足・4時間足・TL分析:図1と図2。アップトレンドライン(ブルー線)を下に割るかどうか。
  • 4時間足・EMA分析:図2。5EMA(黄色点線)まずこの5EMAをローソク足が完全に下に超えるかどうか。

ただ、水平のレジスタンスライン(グリーン太線)まではまだ100Pips近くあるため、そこまで至らないと
下降は難しいかもしれませんね。
以上の観点から、ある程度の下降になるとしてもまずは5EMAとローソク足の関係に着目してモニタリングしていきたいと思います。
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本日は以上となります。

みなさんはいかがでしょうか。どんなシミュレーションをされてますか?どう自分の売り買いも含めてリハーサルをされるのでしょうか。

なおチャート分析およびその解釈はあくまで私なりのものですので、読まれる方にとって不快になる方や不利益を被る方もいらっしゃるかもしれません。この点は本サイトおよび下記の免責事項の内容を予めご了承ください。
不定期ですが、また時間があるときは掲載していきたいと思います。
では、失礼します。
H.N

※このブログおよびコンテンツのすべては投資勧誘を目的としたものではなく情報提供のみを目的としています。こちらの内容の利用者または閲覧者の方の実際の投資およびその他の損益について一切の責任は負いません。予めご了承ください。
※本日のポンド円為替 日足、4時間足を中心とした各分析ごとの整理

<1.ローソク足、形態認識・パターン分析>

  • 日足・全体分析:図1。ここ数か月全体的にはアップトレンドで切り上がり。しかし、上値が伸び悩み。上部の水平線(グリーン太線)がレジスタンスとして機能。今後ここを突破できるかにも着目。
  • 日足・4時間足・全体分析:図1と図2。先週から今週にかけては上昇トレンド。

<2.トレンドライン分析>

  • 日足・4時間足・TL分析:図1と図2。先週からの上昇にアップトレンドラインを引く(ブルー線)。このラインを下に割るかどうかに着目。

<3.指数平滑移動平均線(EMA)分析>

  • 日足・EMA分析:図1。先週、100EMA(オレンジ細線)がサポートラインとなって反転上昇している。
  • 日足・EMA分析:図1。先週、10EMA(黄色細線)と25EMA(黄色太線)がゴールデンクロス。
  • 日足・EMA分析:図1。5EMA(黄色点線)から100EMA(オレンジ細線)までの角度が上向きに転じる。
  • 4時間足・EMA分析:図2。ほぼ5EMA(黄色点線)の上を引っ付くように上昇。下に押し目を作る場合はまずこの5EMAをローソク足が完全に下に超えるかどうか。

<4.フィボナッチ(4時間足)>

  • 日足・4時間足・Fib分析:図1と図2。アップトレンドとの判断から、日足、4時間足とも2月4日の底値から3月7日の高値を結んだ結んだフィボナッチリトレースメントラインを採用。全体として、先月の3月7日からの下降はフィボナッチライン61.8あたりで反転上昇している。