本日の4時間足からみるポンド円の為替予想です。昨日は4時間足と日足ではトレンド反転の兆しが見られましたが、さて本日はどうなるでしょうか。
おはようございます。本日は二十四節季の雨水の初候である土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)にあたりますね。
「脉」とはなんでしょうか。調べてみると、この場合「脈」と同義と理解してもよさそうです。いわゆる地脈のことを指すのでしょうか。地脈に潤いがもたらされて、土の中で冬眠していた動物たちが目覚めるのは目の前、というのがイメージできます。
さて、昨日言及したとおり、午前中はそのまま下がり、午後は反転上昇してきましたね。個人的には予想したとはいえ非常にやりにくかった相場でした。
ここからは今日のこれからの相場についての自分なりの考えです。基本チャート中心で判断します。使用するのはEMA(指数平滑移動平均線)、ライン、フィボナッチを使います。
なお、相場のチャートは日本時間10時以降のものを使用しています。
2月20日 ポンド円の為替予想とまとめ
図1の日足をみると、上昇トレンドにあって、大きな十字足が連続して形成されています。これまでの上昇から反転下降するにしても、上昇するにしても興味がある相場ですね。依然として昨日からちょっとしたターニングポイントに差し掛かっているようにも感じます。
基本的には昨日と同じく、まだ上昇トレンドのスタンスです。そのうえで本日も午後にかけては下がるが、次の4点での反発上昇するかどうかに着目します。4点とは、EMA25、フィボナッチの23.6ラインならば約170.00付近、アップトレンドライン、そしてフィボナッチの36.2ラインの168.8付近となります。
このうちアップトレンドラインを抜けていく場合は、本格的なダウントレードを疑い始めます。
ちなみに、3日間かな?連続して午前中は下げ相場、午後は上げ相場を繰り返してますね。スイングトレードをしたい派の私にとっては、入るタイミングが読めない相場です。。苦手ですね。
以下、まとめの補足として詳しく4時間足をベースに主要な事実確認をしていきます。
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ポンド円 日足・4時間足の事実確認まとめ
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上昇材料
- 下に修正引き直しをしたが、図2-2のアップトレンドラインが抵抗線となって反発上昇するかどうかも注目。
- 昨日同様、EMA75(オレンジ太線)とEMA100(オレンジ細線)はクロスしたまま徐々にではあるが、上方に乖離している。
- 陰線が伸びた場合、フィボナッチの23.6ラインの約170.00が抵抗線となって反発上昇の可能性もあり。それを突破した場合は、36.2ラインの168.8前後まで下がることも想定。
下降材料
- 日足では、2月5日から上昇の継続を確認。しかし、図1にあるように相場反転の兆しといわれる十字足が2日連続で形成されている。
- 昨日も下降と上昇を繰り返し、直近では二つの山を形成している。全体的には下降している。図2-1に示すように、二つの下がる頂点を結んで下降トレンドラインを引くことができた。
- さらに、日本時間10時現在、昨日に続き再度EMA25(黄色太線)を割るかという勢いで陰線が伸びている。
→超えそうですね。超えましたね。 - 図2-1のダウントレンドラインと、図2-2のアップトレンドラインが交わり角度的に対称性がみられる。ある意味でこのダウントレンドラインはひとつの基準になりうる材料となりそうだ。
- 図2-3において、日本時間10時現在、下降に入っておりEMA5(黄色点線)とEMA13(黄色細線)がデットクロスしている状態です。
為替対策 本日の基本シナリオ
基本的なシナリオとしては、現時点では上昇トレンドと位置づけ基本的に上昇するものとしてまず対処を考えます。
その根拠は上記の上昇材料2。大きな枠で考えると、EMA75とEMA100がゴールデンクロスしている事実、クロス後の乖離が徐々にではあるが上方に動きつつあることからアップトレンド継続と考えて、どこかで上昇に転ずると考えられる。
では、どこで反発上昇するか?下がるレート順でいうと、
- EMA25(すでに超えました)
- フィボナッチの23.6ラインならば約170.00付近
- アップトレンドライン
- フィボナッチの36.2ラインの168.8付近の
以上4点での反発上昇するかどうかに着目します。
本日はこの反転上昇して順張りとなるエントリーポイント探ることになりそうです。
※為替 反対シナリオ
ここでは基本的なシナリオに対しての反証および反対の考え方について考えます。
今回は本格的な下降トレンドに入っていくという仮説です。根拠は上記の下降材料1.2日間連続で日足での十字足の出現です。ここからこれまで続いた上昇トレンドの勢いが弱まり、本格的に下降していくと考えです。
その際、下降材料2の図2-2のダウントレンドラインが基準となる可能性は高いのではないかと思います。
為替予想に対する今後の考え方・対処
よって、今後の動きは、昨日と同じこのままダウンする。しかし、しばらくしてどこかの上昇するというのが基本的な考えです。。。新しい解釈はありません。
EMA25はすでに超えたようですので、ほぼ重なるフィボナッチの23.6ラインならば約170.00付近とアップトレンドラインでの反発、それから底を超えた場合のフィボナッチの36.2ラインの168.8付近の反発を見ていきたいと思います。
とはいえ、いつもですが、上がるか下がるかは問題ではないです。毎日毎時、上がっても下がってもその対処を「実際に講じたかどうか」が重要だと思います。。
以下は、日足と4時間足での詳しい事実確認です。
ポンド円為替 4時間足を中心とした事実確認詳細
1.形態認識・パターン(日足・4時間足)
- 日足では、2月5日から上昇の継続を確認。しかし、この2日間で相場反転の兆しといわれる十字足が2日連続で形成されている。
- 昨日も下降と上昇を繰り返し、直近では二つの山を形成している。全体的には下降している
2.トレンドライン(4時間足)
- 図2-1に示すように、二つの下がる頂点を結んで下降トレンドラインを引くことができた。
- 2月5日の安値と昨日新たにできた安値を直線で結び図2-2のアップトレンドを新たに引き直す。
- 図2-1のダウントレンドラインと、図2-2のアップトレンドラインが交わり角度的に対称性がみられる。昨日のダウントレンドは鋭角すぎたため、本日引き直した図2-1のダウントレンドはある意味でひとつの基準になりうる材料となりそうだ。
- 現在陰線が伸びつつあるが、これが図2-2が抵抗線となって跳ね返るかどうかも注目したい。
3.指数平滑移動平均線(4時間足) 5、13、25、50、75、100、200のEMAを多用しています。見難いです。
- 図2-3において、日本時間10時現在、下降に入っておりEMA5(黄色点線)とEMA13(黄色細線)がデットクロスしている状態です。
- さらに、日本時間10時現在、昨日に続き再度EMA25(黄色太線)を割るかという勢いで陰線が伸びていますね。このEMA25で戻るかどうかが一つの午前中から午後にかけての確認ポイントですね。
- 昨日同様、EMA75(オレンジ太線)とEMA100(オレンジ細線)はクロスしたまま徐々にではあるが、上方に乖離している。
4.フィボナッチ(4時間足)
- 2月4日の安値と直近の2月18日の高値を結んでフィボナッチをそのまま使用。
- 陰線が伸びた場合、23.6ラインが抵抗線となって反発上昇の可能性もあり。昨日は機能したとは言えないが。もしここでの反発上昇をを気にするならばレートでは約170.00。それを突破した場合は、36.2ラインの168.8前後まで下がることも想定。
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さて、みなさんはいかがでしょうか。どんなシミュレーションをされて、どう自分の売り買いも含めてリハーサルをされるのでしょうか。私は基本スイング派で順張り重視なので、まだ上昇のタイミグにエントリーをと考えてはいますが。。。
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H.N
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