2014年2月25日 為替予想 ポンド円チャート分析

 

今日の日足・4時間足からみるポンド円の為替予想です。昨日は(たまたま)予想のおとりフィボナッチ23.6ラインでの反発でした。さて、今日の注目点はどうでしょうか。

こんにちは。春の長雨といいますが、雪とか雨とか本当に続いていますね。こちらはずっとしとしと雨です。

暦では、今日からは二十四節季・雨水のなかの次候(二番目)である「霞始靆(かすみはじめてたなびく)」なんだそうです。春になってくるとこれまでの冬とは異なり、霧やもやがでて遠くの景色がぼやけて見えてきますよね。このとき、煙や雲が上に上がらずにたなびいたように見えることを「霞(かすみ)」というそうです。ちなみに、秋の季語は霧、春に出る切は「霞」と呼び、夜の霞は「朧(おぼろ)」なんだとか。
さて、ここからは今日のこれからの相場についての自分なりの考えです。基本ファンダメンタル分析はせずチャート中心に判断します。使用するのは、EMA(指数平滑移動平均線)、ライン、フィボナッチです。

※ご注意ください。相場のチャートは日本時間本日15時のものを使用しています。

 

●2月25日 ポンド円の為替予想とチャート分析まとめ

これまでとはすこし異なる展開? 不透明な相場になると考えています。

2度のEMA13とEMA25のデットクロスが連続して失敗。このことから、視覚的には各移動平均線は横に推移しつつありことがわかります。ということは、下記の<その他材料>でも言及していますが、非常に値動きは予測付かない不安定な動きになります。もみあいというものでしょうか。

ただ、全体的には上昇相場にあるのではとも考えています。日足もこれまでの上昇トレンドの中にあって先週は十字足が形成されましたが、徐々に上向きです。上昇トレンドにあっての順張りを基本とはしますが、しかし、なにがあっても不思議ではない相場。とくに不安定な兆しがあるので、IN・OUTのタイミングや損切の徹底は注意したいところですね。

他の留意点としては、2月4日以降の上昇相場にあってまだ本格的な戻しがないのも気なりますね。。。。3度目のEMA5(黄色点線)とEMA13(黄色細線)のデットクロス、EMA13とEMA25(黄色太線)のデットクロスを兆しとして活用してみてください。

以下、まとめの補足として詳しく日足と4時間足をベースにチャート分析や事実確認をしていきます。その後、この考えに沿った基本シナリオや今日の相場に対する考え・対処法、最後に反対の場合のシナリオを順にみていきます。

140225.日足140225.4時間足

 

●為替予想根拠 ポンド円 日足・4時間足チャート分析

<上昇材料>

  1. 日足の図1-1では、2月5日から上昇の継続を確認。先週の中ごろに反転を示す十字足がでいが、本格的な下降には至っておらず徐々に上昇中。結局ローソク足自体はEMA5(黄色点線)を割っていない(ローソク足とEMA5はデットクロスしていない)。
  2. 日足の図1-2では、先週はEMA13(黄色細線)とEMA25(黄色太線)がゴールデンクロスでそのまま上方移動継続。
  3. 4時間足では、昨日は直近の高値の頂点が2つ並びダブルトップを形成したが、下がらず。。別の見方をすればダブルボトムを形成しており、上昇の余地がある(図2-1)。
  4. 4時間足・図2-2にて、昨日つけた底値を頂点として、アップトレンドラインを引き直し。
  5. 4時間足の図2-4、昨日も引き続きほぼEMA50(青点線)にて相場は反転上昇をしている。また、より正確にいうと昨日はフィボナッチ23.6のラインの付近が抵抗線となって反転上昇している。

<下降材料>

  1. 4時間足で昨日もEMA13(黄色細線)とEMA25(黄色太線)のデットクロスはならず。これで2回連続でデットクロスならず。このため次回以降の下降へ注目。
  2. 2月4日からの上昇トレンドが続いているものの、フィボナッチ38.2を超えるような本格的なダウンはまだない。

<その他>

  1. 昨日参考のため引いた、4時間足・図2-3にて1月2日、1月23日の高値を結んで下向きのトレンドラインを残す。今後上昇の場合はこのラインが抵抗線になるかも視野に入れる。
  2. あくまで個人的な考えだが、現在のレート付近から下100pipsの間にEMA5、13、25、50、75と5本が入るため、もみあいや上下にヒゲ出現など上下に小刻みにな動きも予想される。

 

●為替予想対策 本日の基本シナリオ

基本的なシナリオとしては、昨日も書きましたが今週は現時点では上昇トレンドと位置づけ基本的に上昇するものとしてまず対処を考えます。

その根拠は日足のEMA13とEMA25のゴールデンクロス。4時間足のEMA75とEMA100がゴールデンクロス後の上昇継続という事実です。

そのうえで、本日も上昇を基調としていますが、その観点からはあくまで4時間足ですがエントリーのタイミングはつけにくいかな、と考えています。

反対に、短期的には下降はありえます。その場合は2つの観点から見ています。

一つは、先ほども触れましたが、まずは陰線の出現でそれが実際にEMA5とデットクロスをするかどうか、その見極め。

もう一つが、EMAが平行移動して収束気味な点から、細かいアップダウンが続くかもしないという点です。この点で小規模な戻しがあるかと思います。

※為替 反対シナリオ

ここでは基本的なシナリオに対しての反証および反対の考え方について考えます。

今回は、昨日と同じく上昇せずダウントレンドに入るという仮定です。本格的に下げ相場になるかどうかは別として、この後の4時間足に陰線が出現し、これが継続する場合です。

着目点はまず、ローソク足とEMA5(黄色点線)の関係ですが、その後も下降が続くようですと今回は3度目となるEMA13とEMA25のデットクロスへのトライが気になります。前回よりもデットクロスの確率も高くなり、その後も下降する可能性は高いと考えます。

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本日は以上となります。

みなさんはいかがでしょうか。どんなシミュレーションをされて、どう自分の売り買いも含めてリハーサルをされるのでしょうか。
なお、本日も我流の解釈なので、読まれる方にとって不快になる方や不利益を被る方もいらっしゃるかもしれません。この点は本サイトおよび下記の免責事項の内容を予めご了承ください。
不定期ですが、また時間があるときは掲載していきたいと思います。
H.N

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