本日の日足・4時間足からみるポンド円の為替予想です。7日の雇用統計以来ずっとダウントレンドにはいりましたが、昨日は幾分戻した形になりました。本日はどうなるのか?みていきましょう。
こんにちは。本日私の住んでいるところでは20度以上も。。。日本海側では雪のニュースを見て大変だな、と思うこのごろです。

さて、いつものことですが以下は本日の相場についてのわたしなりの考えを見ていきたいと思います。基本ファンダメンタル分析はせずチャート中心に判断します。使用するのは、EMA(指数平滑移動平均線)、ライン、フィボナッチです。
※ご注意ください。相場のチャートは日本時間本日16時頃のものを使用しています。

 

●3月18日 ポンド円の為替予想とチャート分析まとめ

 

本日の視点はまだ戻しがあるのか、逆にそろそろ下降に転じるのか、ということではないかと思います。先週から続いているダウントレンドの動きは先週の後半から本格的になりました。基本的にはもうダウントレンドにあるという認識のものと、戻すポイントとさらに下がるポイントについて考えたいと思います。

下記は、まとめとしてポイント整理しました。まずはここがひとまずこのあとの流れを見極めるにあたってのポインンとなるとも考えることができるのではないでしょうか。

  1. 図1。日足のEMA5(黄色点線)上にローソク足がかかる。今後、EMA5を上回るか下回るか着目。
  2. 図2。4時間足のEMA5(黄色点線)を下回るか否か。

日足にしても4時間足にしても、EMA5を下がると、再びダウントレンドになる可能性は高くなるかとおもいます。

以下は、まとめの補足として詳しく日足と4時間足をベースにチャート分析や事実確認をしていきます。その後、本日は反転上昇を基本シナリオ。このまま一時上昇する事も含め、最終的には下降するというのが反対シナリオとして考えてみたいと思います。

140318.日足140318.4時間足

 

●為替予想根拠 ポンド円 日足・4時間足チャート分析

<全体説明と設定>

  1. 日足・4時間足・全体分析:7日の米国雇用統計以来ダウントレンドが続く。
  2. 日足・4時間足・全体分析:17日の週明けからはいくぶん上昇し戻す展開。このまま戻すのか、それとも再び下降するのかに着目。
  3. 日足・4時間足・Fib分析:図1と図2。日足、4時間足とも3月7日の高値と14日の直近の底値を結んだ結んだフィボナッチリトレースメントラインを採用。

<上昇材料>

  1. 日足・4時間足・TL分析:図1と図2。金曜日の底値からアップトレンドラインを引く(ブルー細線)。基本的には本日もこのアップトレンドラインは続いているものと判断できる。
  2. 日足・EMA分析:図1。EMA100(オレンジ細線)にてヒゲがタッチし反転上昇している。
  3. 日足・4時間足・Fib分析:図1と図2。フィボナッチ23.6ラインが上昇に対する支持線となるのかどうか。

<下降材料>

  1. 日足・4時間足・TL分析:図1と図2。3月7日の米国雇用統計の発表でつけた高値からのダウントレンドライン(ブルー太線)を引く。先週よりこのトレンドラインが機能している。
  2. 日足・EMA分析:図1。EMA13(黄色細線)とEMA25(黄色太線)がデットクロス。
  3. 4時間足・TL分析:図2。アップトレンドライン(ブルー細線)を少し下に割り始める。ここから再びダウントレンドに入るかどうか着目。
  4. 4時間足・EMA分析:図2。EMA75(オレンジ太線)とEMA100(オレンジ細線)がデットクロス。
  5. 4時間足・EMA分析:図2。EMA25(黄色太線)が支持線となり下降へ転じ始めている。

<その他・もみあいなど要素>

  1. とくになし

※全体分析=ローソク足、形態認識およびパターンの基礎分析
※EMA分析=指数平滑移動平均線分析。使用EMAは5、13、25、50、75、100、200。
※TL分析=トレンドライン分析
※Fib分析=フィボナッチ分析
→各分析項目ごとのファクト整理は一番下になります。

 

●為替予想対策 本日の基本シナリオ

本日のトレードですが、これまでとは変わり、基本的にはまだダウントレンドにいるものとして判断します。

  • EMA5(黄色点線)をローソク足が完全に下回ったとき。

これをひとつの買い増しのポイントとして考えています。

 

※為替 反対シナリオ

ここでは基本的なシナリオに対しての反対の考え方について考えます(独り突っ込みパートです)。
本日の反対シナリオは戻しは一過性のものではなく、ここから大きく上昇していくものとする仮定です。

その際のブルー細線のアップトレンドラインが崩れかけているので、着目点は以下です。

  • EMA25(黄色太線)をまずは超えるかどうか。

いますぐには考えにくいですが現状の分析項目ですとここが上昇の目印になるかと思います。
ま、とはいえ、本日も基本的には上がるも下がるも関係ありません。どちらだったとしても対処するのみです。なんとしても生き残ります。これにつきますね。これからも毎日毎日、モニタリングを繰り返していきます。

 

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本日は以上となります。

みなさんはいかがでしょうか。どんなシミュレーションをされてますか?どう自分の売り買いも含めてリハーサルをされるのでしょうか。

なおチャート分析およびその解釈はあくまで私なりのものですので、読まれる方にとって不快になる方や不利益を被る方もいらっしゃるかもしれません。この点は本サイトおよび下記の免責事項の内容を予めご了承ください。

不定期ですが、また時間があるときは掲載していきたいと思います。

では、失礼します。

H.N

※このブログおよびコンテンツのすべては投資勧誘を目的としたものではなく情報提供のみを目的としています。こちらの内容の利用者または閲覧者の方の実際の投資およびその他の損益について一切の責任は負いません。予めご了承ください。

※本日のポンド円為替 日足、4時間足を中心とした各分析ごとの整理

<1.ローソク足、形態認識・パターン分析>

  • 日足・4時間足・全体分析:7日の米国雇用統計以来ダウントレンドが続く。
  • 日足・4時間足・全体分析:17日の週明けからはいくぶん上昇し戻す展開。このまま戻すのか、それとも再び下降するのかに着目。

<2.トレンドライン分析>

  • 日足・4時間足・TL分析:図1と図2。3月7日の米国雇用統計の発表でつけた高値からのダウントレンドライン(ブルー太線)を引く。先週よりこのトレンドラインが機能している。
  • 日足・4時間足・TL分析:図1と図2。金曜日の底値からアップトレンドラインを引く(ブルー細線)。基本的には本日もこのアップトレンドラインは続いているものと判断できる。
  • 4時間足・TL分析:図2。アップトレンドライン(ブルー細線)を少し下に割り始める。ここから再びダウントレンドに入るかどうか着目。

<3.指数平滑移動平均線(EMA)分析>

  • 日足・EMA分析:図1。EMA13(黄色細線)とEMA25(黄色太線)がデットクロス。
  • 日足・EMA分析:図1。EMA100(オレンジ細線)にてヒゲがタッチし反転上昇している。
  • 日足・EMA分析:図1。EMA5(黄色点線)上にローソク足がかかる。今後、EMA5を上回るか下回るか着目。
  • 4時間足・EMA分析:図2。EMA75(オレンジ太線)とEMA100(オレンジ細線)がデットクロス。
  • 4時間足・EMA分析:図2。EMA25(黄色太線)が支持線となり下降へ転じ始めている。
  • 4時間足・EMA分析:図2。EMA5(黄色点線)を下回るか否か。

<4.フィボナッチ(4時間足)>

  • 日足・4時間足・Fib分析:図1と図2。日足、4時間足とも3月7日の高値と14日の直近の底値を結んだ結んだフィボナッチリトレースメントラインを採用。
  • 日足・4時間足・Fib分析:図1と図2。フィボナッチ23.6ラインが上昇に対する支持線となるのかどうか。