今日の日足・4時間足からみるポンド円の為替予想です。昨日は予想した通り上昇をみせ窓が埋まりました。今日は戻って下降するのか上昇をつづけるのか。わたしなりのポイントと判断材料を探っていきたいと思います。

おはようございます。先日参加したセミナーでの話題をお話しするのを忘れてました。通貨に関して言えば、日本政府の財務状況、円の信頼度です。これを一般家庭にとらえて説明をしていました。まず収入(≒税収)が430万円。でも、支出(一般会計)が920万円。そのうえ、さらに借金(新規国債発行額)が430万円。。。。。で、さらにさらに借金が一億円ある状態。よく言われる例えですが、改めて聞くと日本円で資産を持つことに疑問を持たずにはいられませんでした。

皆さんはどうお考えでしょうか。

さて話を戻しまして、以下は今日のこれからの相場についての飽くまでわたしなりの考えです。基本ファンダメンタル分析はせずチャート中心に判断します。使用するのは、EMA(指数平滑移動平均線)、ライン、フィボナッチです。

※ご注意ください。相場のチャートは日本時間本日9時から10時のものを使用しています。

 

●3月5日 ポンド円の為替予想とチャート分析まとめ

本日の分析からくるまとめとしては、基本的に一時は下がるものの、その後は①もみ合うのか、②再び上昇するのか、③そのまま下降に転じるのかは未知数です。

ただ、一旦はすこし下がるかと思います。理由はここのローソクの並びを毛抜き天井と捉えているためです。

なお、昨日は基本シナリオ、反対シナリオともに一時上昇を予想しそのとおりになりましたが、大切なのはここからですね。このあたりから下降するのか(昨日の基本シナリオ)、それともいったん下がったうえで上昇するのか(昨日の反対シナリオ)。本日も地道にモニタリングしていきたいと思います。

ちなみに、本日の私なりの着目点は以下2点。

  1. いったん下がった場合の後の展開。ブルー太線(図2-2)のダウントレンドラインは機能するのか否か
  2. もみ合いが続くのかどうか

1は、いったん下がった場合の仮定です。このダウントレンドが機能すれば下降、機能しなければ上昇(あくまで上昇の可能性)がみえてくることになります。2は、この場合はEMAが再度平行に調整されてパーフェクトオーダーに近くなるという意味も持ちます。

以下、まとめの補足として詳しく日足と4時間足をベースにチャート分析や事実確認をしていきます。その後、参考までにこの考えに沿った基本シナリオや今日の相場に対する考え・対処法、最後に反対の場合のシナリオを順にみていきます。

140305.日足

140305.4時間足

●為替予想根拠 ポンド円 日足・4時間足チャート分析

<全体説明と設定>

  1. 日足・4時間足・全体分析:図1と図2。先週の終値から今週の始まりにかけて大きく下に窓が開く(この使用しているチャートにおいては)。昨日の上昇でこの穴が埋まる。
  2. 日足・TL分析:図1-1アップトレンドラインを引き直し。2月4日の底値から3月3日の底値までを直線で結ぶ(グリーン太線)。
  3. 日足・TL分析:図1-2の2月28日の高値を頂点に今日の始まり値を参考として直線で結ぶ。(ブルー太線)。
  4. 4時間足・TL分析:図2-1にて、2月4日の底値と昨日の底値を結びアップトレンドライン(下、グリーン太線)を引く(上記2と同じ)。
  5. 4時間足・TL分析:図2-2。2月28日の高値と現在の値とでダウントレンドライン(ブルー線)を引く。今後はどう機能するかは不明。参考のため引いています(上記3と同じ)

<上昇材料>

  1. 日足・EMA分析:図1-2付近にて。EMA5(黄色点線)とEMA13(黄色細線)がデットクロスしたが昨日の上昇で戻りつつある。このままゴールデンクロスするか注目。
  2. 日足・4時間足・Fib分析:図1と図2。2月4日の底値(数値0)を起点に2月18日の高値(数値0)までを結んだフィボナッチライン(濃いブルー)を適応。こうすると、昨日はフィボナッチ61.8が抵抗線となって200pipsほど反転上昇。
  3. 4時間足・EMA分析:図2-2付近。昨日の上昇で、EMA513(黄色細線)とEMA25(黄色太線)がゴールデンクロスを形成する勢いを示している。そのまま全体的に上昇が継続するか着目。
  4. 4時間足・EMA分析:図2-2付近。このEMAの収束状況をパーフェクトオーダーの兆しとして捉えると仮定する。その場合、あえてどちらかの方向に動くかと考えた場合上昇としてみたい(もちろん下降もありえるますので自己責任でご判断ください)。理由は半年スパンで見た場合はまだアップトレンドのようにとらえているためです。

<下降材料>

  1. 4時間足・全体分析:現時点での陽線陰線の並びを毛抜き天井ととらえた場合は、一度下がる(なお、15分足で見るとトリプルトップ気味)。

<その他・もみあいなど要素>

  1. 日足・EMA分析:図1-2付近にて。さらにEMA13(黄色細線)とEMA25(黄色太線)もデットクロスしそうな状態から、並んで平行移動へ。今後はもみ合うかどうか注意。
  2. 4時間足・EMA分析:図2-2付近。各EMA5から200まで7本が100Pips圏内はいる。この収束状況により、まだローソク足は再び不安定な動きをみせる可能性は残っている。
  3. 4時間足・EMA分析:図2-2付近。各EMA5から200まで7本が100Pips圏内はいる。この収束状況を別な見方をすると、上昇か下降かは別として大きく相場が動く兆し(パーフェクトオーダー)ともいえる。

※全体分析=ローソク足、形態認識およびパターンの基礎分析
※EMA分析=指数平滑移動平均線分析。使用EMAは5、13、25、50、75、100、200。
※TL分析=トレンドライン分析
※Fib分析=フィボナッチ分析

 

●為替予想対策 本日の基本シナリオ

 

本日のトレードですが、わたしは不透明なので見送ります。
相場を定期的にモニタリングしながら兆しを探すことになりそうです。

兆しとなるポイントはまず「いったん下がるかどうか」です。その後はEMAのたわみぐわいというか収束具合かな、とおもいます。

なお、デイトレード的なシナリオで無理にやろうとおもうと、その場合は少し下がるだろうと判断のもと損切を短くして対応するかとおもいます。このあたりは重ねて自己責任でお願いしますね。

なお、その場合の注目点は以下となります。

一旦は下がる?
アップダウンやヒゲに気を付ける

無理をしなくてもチャンスはいくらでもあります。大きく動いてもそれはそれだと思って(くやしいけど)、地道にやっていきます。

※為替 反対シナリオ

ここでは基本的なシナリオに対しての反対の考え方について考えます(独り突っ込みパート)。

本日の反対シナリオは、基本シナリオが今日はモニタリングなので、一気に動くことを想定してみます。反対シナリオでの値動きの方向性としては、、、、わかりませんが、、、、一旦ダウンして上昇する、とします。

その場合の反対シナリオの注目点は以下となります。

いったんは下がるかどうか?
下がった場合、EMA同士がさらに収束し再調整。
EMAの並びが75を中心に収束して、ゴールデンクロスのような形で一気に上昇(または下降。。。)?

下がるスピードにもよりますが、基本的に本日か明日にかけて動くというようなシナリオイメージです。
いつもの考えですが生き残った者が勝つとおもうので、どちらに動いても大丈夫なリスク管理をするまでです。基本いくつかの注目点を目安に、地道にモニタリングを続けていきます。

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本日は以上となります。

みなさんはいかがでしょうか。どんなシミュレーションをされて、どう自分の売り買いも含めてリハーサルをされるのでしょうか。

なおチャート分析およびその解釈はあくまで我流なので、読まれる方にとって不快になる方や不利益を被る方もいらっしゃるかもしれません。この点は本サイトおよび下記の免責事項の内容を予めご了承ください。

不定期ですが、また時間があるときは掲載していきたいと思います。

では、失礼します。

H.N

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