本日の日足・4時間足からみるポンド円の為替予想です。7日の雇用統計以来ずっとダウントレンドにはいってますね。さて、本日はどうなるのか。戻しは継続するのか、再び下降するのか、それとももみ合い相場になるのか、本日もみていきましょう。

こんばんは。本日は遅くなりました。

さて、いつものことですが本日これからの相場についてのわたしなりの感じたところを書いていきます。基本ファンダメンタル分析はせずチャート中心に判断します。使用するのは、EMA(指数平滑移動平均線)、ライン、フィボナッチです。
※ご注意ください。相場のチャートは日本時間本日23時頃のものを使用しています。

140324.日足140324.4時間足

●3月24日 ポンド円の為替予想とチャート分析まとめ

本日はすでにロンドン時間を超え、ニューヨーク時間に推移した状態での予想です。今後の上昇、下降、もみ合いにあたっての想定ポイントを整理したいと思います。
あくまで参考となりますがそれぞれの想定ポイントは下記となります。優先順位で重要なものから書きます。
全体としてはもみ合い相場の兆候が見られますが皆様はどうお感じですか?もみ合いと感じるポインンとは以下です。

  1. 日足・EMA分析:図1。75EMA(オレンジ太線)の上を通る形でもみあいが形成。またこの75EMAは水平に移動中。このため、まだもみ合う可能性も出てくる。
  2. 4時間足・EMA分析:図2。25EMA(黄色太線)の傾きが水平に近づく。このためもみ合いの状況とも判断できる

さて、次に可能性としては下降だと判断しています。理由及びポイントは下記です。

  1. 日足・EMA分析:図1。75EMA(オレンジ太線)がもみあいを経て下向きに傾いた場合、さらに下がる可能性を検討。
  2. 日足・4時間足・TL分析:図1と図2。3月7日の米国雇用統計の発表でつけた高値から、本日の高値を結んでダウントレンドライン(ブルー太線)を新たに引き直し。これが機能するかどうか。

1の理由としてはこのもみあいに入る前の流れが、ダウントレンドだったことが挙げられます。

上昇については積極的な理由はみあたりません。ただ、これまでのダウントレンドのレジスタンスは本日の午前中に超えている点は注目です。

以下は、まとめの補足として詳しく日足と4時間足をベースにチャート分析や事実確認をしていきます。その後、本日は反転上昇を基本シナリオ。このまま一時上昇する事も含め、最終的には下降するというのが反対シナリオとして考えてみたいと思います。

●為替予想根拠 ポンド円 日足・4時間足チャート分析

<全体説明と設定>

  1. 日足・全体分析:図1。ここ2週間ほどは陽線と陰線が交互に続いている状況。
  2. 日足・4時間足・Fib分析:図1と図2。日足、4時間足とも3月7日の高値と14日の直近の底値を結んだ結んだフィボナッチリトレースメントラインを採用。
  3. 4時間足・全体分析:図2。本日の開始のレートから下に窓が開き、その後上昇。トリプルボトムの様相。上昇するのか下降するのかか判断はつかないが、その前はダウントレンドからのトリプルボトム形成のため下向きを想定。

<上昇材料>

  1. 日足・EMA分析:図1。100EMA(オレンジ細線)がサポートラインとなって反転上昇している。
  2. 日足・4時間足・Fib分析:図1と図2。これまでの底値であったフィボナッチ0ライン付近が再びサポートラインとなるか着目
  3. 日足・4時間足・TL分析:図1と図2。これまでのダウントレンドのレジスタンスラインを本日は一度超えている。

<下降材料>

  1. 日足・4時間足・TL分析:図1と図2。3月7日の米国雇用統計の発表でつけた高値から、本日の高値を結んでダウントレンドライン(ブルー太線)を新たに引き直し。
  2. 日足・EMA分析:図1。10EMAがレジスタンスとなって上に抜けれない状況。
  3. 日足・EMA分析:図1。75EMA(オレンジ太線)がもみあいを経て下向きに傾いた場合、さらに下がる可能性を検討。

<その他・もみあいなど要素>

  1. 日足・EMA分析:図1。75EMA(オレンジ太線)の上を通る形でもみあいが形成。またこの75EMAは水平に移動中。このため、まだもみ合う可能性も出てくる。
  2. 4時間足・EMA分析:図2。25EMA(黄色太線)の傾きが水平に近づく。このためもみ合いの状況と言える。

※全体分析=ローソク足、形態認識およびパターンの基礎分析
※EMA分析=指数平滑移動平均線分析。使用EMAは5、13、25、50、75、100、200。
※TL分析=トレンドライン分析
※Fib分析=フィボナッチ分析
→各分析項目ごとのファクト整理は一番下になります。

●為替予想対策 本日の基本シナリオ

本日のトレードですが、基本的にはまだダウントレンドにいるものとして、順張りである売りのタイミングを判断していきたいと考えています。

ポイントは、以下です。

  • 日足・4時間足・TL分析:図1と図2。新たに引き直したダウントレンドにタッチしてからの反転下降。
  • 日足・EMA分析:図1。レジスタンスとなっている10EMAからの反転下降。

※為替 反対シナリオ

ここでは基本的なシナリオに対しての反対の考え方について考えます(独り突っ込みパートです)。
本日の反対シナリオは本格的にもみ合い相場になる場合です。

  • 日足・EMA分析:図1。75EMA(オレンジ太線)が水平に移動中
  • 4時間足・EMA分析:図2。25EMA(黄色太線)の傾きが水平に近づく。

以上の観点から、もみ合い挿画になる可能性も高いと判断します。基本的には早めの手仕舞いを心掛けたいと思います。
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本日は以上となります。

みなさんはいかがでしょうか。どんなシミュレーションをされてますか?どう自分の売り買いも含めてリハーサルをされるのでしょうか。

なおチャート分析およびその解釈はあくまで私なりのものですので、読まれる方にとって不快になる方や不利益を被る方もいらっしゃるかもしれません。この点は本サイトおよび下記の免責事項の内容を予めご了承ください。
不定期ですが、また時間があるときは掲載していきたいと思います。
では、失礼します。
H.N

※このブログおよびコンテンツのすべては投資勧誘を目的としたものではなく情報提供のみを目的としています。こちらの内容の利用者または閲覧者の方の実際の投資およびその他の損益について一切の責任は負いません。予めご了承ください。
※本日のポンド円為替 日足、4時間足を中心とした各分析ごとの整理

<1.ローソク足、形態認識・パターン分析>

  • 日足・全体分析:図1。ここ2週間ほどは陽線と陰線が交互に続いている状況。
  • 4時間足・全体分析:図2。本日の開始のレートから下に窓が開き、その後上昇。トリプルボトムの様相。上昇か下降か判断はつかないが、その前はダウントレンドからのトリプルボトム形成のため下向きを想定。

<2.トレンドライン分析>

  • 日足・4時間足・TL分析:図1と図2。これまでのダウントレンドのレジスタンスラインを本日は一度超えている。
  • 日足・4時間足・TL分析:図1と図2。3月7日の米国雇用統計の発表でつけた高値から、本日の高値を結んでダウントレンドライン(ブルー太線)を新たに引き直し。

<3.指数平滑移動平均線(EMA)分析>

  • 日足・EMA分析:図1。10EMAがレジスタンスとなって上に抜けれない状況。
  • 日足・EMA分析:図1。75EMA(オレンジ太線)の上を通る形でもみあいが形成。またこの75EMAは水平に移動中。このため、まだもみ合う可能性も出てくる。
  • 日足・EMA分析:図1。100EMA(オレンジ細線)がサポートラインとなって反転上昇している。
  • 日足・EMA分析:図1。75EMA(オレンジ太線)がもみあいを経て下降気味に転じた場合はさらに下がる可能性を検討。
  • 4時間足・EMA分析:図2。25EMA(黄色太線)の傾きが水平に近づく。このためもみ合いの状況と言える。

<4.フィボナッチ(4時間足)>

  • 日足・4時間足・Fib分析:図1と図2。日足、4時間足とも3月7日の高値と14日の直近の底値を結んだ結んだフィボナッチリトレースメントラインを採用。
  • 日足・4時間足・Fib分析:図1と図2。これまでの底値であったフィボナッチ0ライン付近が再びサポートラインとなるか着目