本日の日足・4時間足からみるポンド円の為替予想です。昨日は戻しがあるものの先週よりダウントレンドが続いています。本日の相場をみていきたいとおみます。
こんにちは。久しぶりの投稿です。
さて、いつものことですが本日これからの相場についてのわたしなりの感じたところを書いていきます。基本ファンダメンタル分析はせずチャート中心に判断します。使用するのは、EMA(指数平滑移動平均線)、ライン、フィボナッチです。
※ご注意ください。相場のチャートは日本時間本日12時頃のものを使用しています。
●4月11日 ポンド円の為替予想とチャート分析まとめ
全体的に下がり傾向にありますね。ただ、今朝からは戻しがある状況です。これが続くのか、そろそろ息切れして再び下降するのかを見ていきましょう。
基本的にはダウントレンドととらえて順張りの売りを中心に考えていきます。
その意味で、現在陽線が出て戻し途中ですが、4時間足の75EMAなども若干下向きだったりすることから反転下降していくものととらえています。反転の位置ですが、以下を想定しています。
- 4時間足(図2)10EMA(赤線)≒200EMA(オレンジ長い点線)
- 4時間足(図2)20EMA(黒線)≒100EMA(オレンジ細線)
以下は、まとめの補足として詳しく日足と4時間足をベースにチャート分析や事実確認をしていきます。その後、本日の基本シナリオと反対の場合のシナリオを見ていきたいと思います。
●為替予想根拠 ポンド円 日足・4時間足チャート分析
<全体説明と設定>
- 日足・4時間足・TL分析:図1と図2。先週からのダウントレンドにラインを引く(上部グリーン太線)。直近の日足の陽線の頂点をとおる形でダウントレンドラインを引き直し。
- 日足・4時間足・TL分析:図1と図2。下部のアップトレンドライン(グリーン太線)は2012年11月の底値から直近の底値までを引いたもの。
- 日足・全体分析:図1。ここ数か月全体的にはアップトレンドで切り上がり。しかし、上値が伸び悩み。
- 日足・全体分析:図1。昨日の戻しの陽線をはらむ形で本日は陰線が伸びている。
- 日足・4時間足・全体分析:図1と図2。先週から今週にかけては下降トレンド。一昨日の深夜にかけて上昇するも、昨日の東京市場からは下降が続く。
<上昇材料>
- 4時間足・全体分析:図2。これまでダウントレンドが続いているものの、現時点ではダブルボトム気味のローソクパターンの形成が確認できる。ここから上昇するかどうかに着目。
<下降材料>
- 日足・EMA分析:図1。5EMA(黒細線)と10EMA(赤線)がデットクロス。
- 日足・EMA分析:図1。10EMA(赤線)と20EMA(黒太線)もデットクロスへ近づきつつある。
- 日足・EMA分析:図1。20EMA(黒太線)の傾きは水平から若干下に傾きつつある。
- 4時間足・EMA分析:図2。20EMA(黒太線)と75EMA(オレンジ太線)がデットクロス。
- 4時間足・EMA分析:図2。11:00現在、陰線が10EMA(赤線)が陽線のレジスタンスとなっている。
- 日足・4時間足・Fib分析:図1と図2。4月3日の高値と8日の底値を結んだフィボナッチリトレースメントラインを採用。ここ4日間はフィボナッチライン50.0のラインがレジスタンスラインとして機能している。
<その他・もみあいなど要素>
- 特になし
※全体分析=ローソク足、形態認識およびパターンの基礎分析
※EMA分析=指数平滑移動平均線分析。主な使用EMAは5、10、20、75、100、200。
※TL分析=トレンドライン分析
※Fib分析=フィボナッチ分析
→各分析項目ごとのファクト整理は一番下になります。
●為替予想対策 本日の基本シナリオ
本日のトレードですが、基本的にはまだダウントレンドにいるものとして、順張りである売りのタイミングを判断していきたいと考えています。
ポイントは以下での反転下降です(4時間足・図2)。
- 4時間足(図2)10EMA(赤線)≒200EMA(オレンジ長い点線)
- 4時間足(図2)20EMA(黒線)≒100EMA(オレンジ細線)
※為替 反対シナリオ
ここでは基本的なシナリオに対しての反対の考え方について考えます(独り突っ込みです)。
本日は基本的にダウントレンドですので、反対シナリオではここから上昇することを想定します。
上昇する場合のポイントはどこにしょうか?本日は以下を考えています。
- 4時間足(図2)。ローソク足がダブルボトム気味のパターンの形成
ただし、基本的にダウントレンドからのダブルボトム形成なので下がる可能性が高いかもしれませんね。上記の戻しからの反転下降ポイントに注意が必要かと思います。
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本日は以上となります。
みなさんはいかがでしょうか。どんなシミュレーションをされてますか?どう自分の売り買いも含めてリハーサルをされるのでしょうか。
なおチャート分析およびその解釈はあくまで私なりのものですので、読まれる方にとって不快になる方や不利益を被る方もいらっしゃるかもしれません。この点は本サイトおよび下記の免責事項の内容を予めご了承ください。
不定期ですが、また時間があるときは掲載していきたいと思います。
では、失礼します。
H.N
※このブログおよびコンテンツのすべては投資勧誘を目的としたものではなく情報提供のみを目的としています。こちらの内容の利用者または閲覧者の方の実際の投資およびその他の損益について一切の責任は負いません。予めご了承ください。
※本日のポンド円為替 日足、4時間足を中心とした各分析ごとの整理
<1.ローソク足、形態認識・パターン分析>
- 日足・全体分析:図1。ここ数か月全体的にはアップトレンドで切り上がり。しかし、上値が伸び悩み。
- 日足・全体分析:図1。昨日の戻しの陽線をはらむ形で本日は陰線が伸びている。
- 日足・4時間足・全体分析:図1と図2。先週から今週にかけては下降トレンド。一昨日の深夜にかけて上昇するも、昨日の東京市場からは下降が続く。
- 4時間足・全体分析:図2。これまでダウントレンドが続いているものの、現時点ではダブルボトム気味のローソクパターンの形成が確認できる。
<2.トレンドライン分析>
- 日足・4時間足・TL分析:図1と図2。先週からのダウントレンドにラインを引く(上部グリーン太線)。直近の日足の陽線の頂点をとおる形でダウントレンドラインを引き直し。
- 日足・4時間足・TL分析:図1と図2。下部のアップトレンドライン(グリーン太線)は2012年11月の底値から直近の底値までを引いたもの。
<3.指数平滑移動平均線(EMA)分析>
- 日足・EMA分析:図1。5EMA(黒細線)と10EMA(赤線)がデットクロス。
- 日足・EMA分析:図1。10EMA(赤線)と20EMA(黒太線)もデットクロスへ近づきつつある。
- 日足・EMA分析:図1。20EMA(黒太線)の傾きは水平から若干下に傾きつつある。
- 4時間足・EMA分析:図2。20EMA(黒太線)と75EMA(オレンジ太線)がデットクロス。
- 4時間足・EMA分析:図2。11:00現在、陰線が10EMA(赤線)が陽線のレジスタンスとなっている。
<4.フィボナッチ(4時間足)>
- 日足・4時間足・Fib分析:図1と図2。4月3日の高値と8日の底値を結んだフィボナッチリトレースメントラインを採用。ここ4日間はフィボナッチライン50.0のラインがレジスタンスラインとして機能している。
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