14年2月27日 為替予想 ポンド円チャート分析

今日の日足・4時間足からみるポンド円の為替予想です。今日はこのもみ合い状況がどこまで続き、どの時点でのブレイクを予測するかという点ですね。みていきましょう。

こんにちは。私の住むところでは、だいぶ気温が暖かく感じられるようになってきました。皆さんはいかがでしょうか。でも三寒四温といいますから気を付けていきましょう。

さて、以下は今日のこれからの相場についての飽くまでわたしなりの考えです。基本ファンダメンタル分析はせずチャート中心に判断します。使用するのは、EMA(指数平滑移動平均線)、ライン、フィボナッチです。

※ご注意ください。相場のチャートは日本時間本日11時のものを使用しています。

●2月27日 ポンド円の為替予想とチャート分析まとめ

ここ数日はまだもみあい相場であり、不透明な相場になると考えています。

理由は、各移動平均線が絡んでいて約6本ほどが上下100pipsの幅に入ろうという状況のため、陽線陰線が交互に出現するという状況にいたっています。

膠着状態の打開のひとつの兆しが4時間足で3度のEMA13とEMA25のデットクロスでしたが、昨日も予測したとおり、この4時間足でのデットクロスが失敗に終わっています。

ブレイクに向けて、あくまで自分なりの今後の着目点ですが以下2点を考えています。

  • アップトレンドラインとダウントレンドラインの交叉エリアにはいって上下どちらかにブレイク
  • EMA6本の収束がさらに極限まで進み、パーフェクトオーダー気味に上下どちらかにブレイク

おそらくどちらか一方というよりも両方重なる場合もあるかと思います。

以下、まとめの補足として詳しく日足と4時間足をベースにチャート分析や事実確認をしていきます。その後、この考えに沿った基本シナリオや今日の相場に対する考え・対処法、最後に反対の場合のシナリオを順にみていきます。

140227.D140227.4時間足

 

●為替予想根拠 ポンド円 日足・4時間足チャート分析

 

<上昇材料>

  • 全体分析:4時間足の図2では陽線陰線のローソク足が交互に出現するもみ合い状況。今後どこで大きく動くかがポイントか。全体として上昇の勢いは踊り場に来ており、いったん弱まっていると判断(ただし、今後はわからないですけど)。
  • Fib分析:4時間足では、2月4日の安値と直近の2月18日の高値を結んでフィボナッチをそのまま継続使用。昨夜(26日)も大きな陰線があったが、結局は正確ではないがフィボナッチ23.6ライン付近での反発上昇している。

<下降材料>

  • TL分析:4時間足の図2-1にて、2月4日を起点に昨日つけた底値を結んでアップトレンドライン(緑細線)を引き直し。ここ数日連続して細かな引き直しを実施しており、かつもみ合い相場のため、実質このアップトレンドラインは機能していないともいえる。
  • TL分析:4時間足の図2-2にて1月2日、1月23日の高値を結んで下向きのトレンドライン(緑細線)を残す。今後上昇の場合はこのラインが抵抗線になるかも視野に入れる。
  • TL分析:4時間足の図2-3にて、新しく2月21日の高値と2月26日の高値を結んで下向きのトレンドライン(ブルー細線)を引く。もみあい相場なのであまり意味がないかもしれないが。。ここ半日はこのダウントレンドラインにそったローソクの足の動きがみられる。
  • Fib分析:日足にて、1月2日の高値(数値100)を起点に2月4日の底値(数値0)までを結んだフィボナッチラインを引き直し。ダウントレンドの戻しとして現状を見直し。すると、ヒゲは出ているもののフィボナッチ61.8のラインが抵抗線としてローソク足の上昇を留めているようにも見える。

<その他・もみあいなど>

  • 全体分析:日足・図1-1では2月5日から上昇の継続をしていたが、先週よりほぼ横ばいでの推移が継続。またローソク足のヒゲも片方ではなく上下両方とも出ている状況。
  • TL分析:日足の図1-2アップトレンドラインは再度引き直し。本日から金曜日にかけてはダウントレンドラインとアップトレンドラインの交叉エリアにはいるため、上下どちらにしても相場が動く可能性は考えられる。
  • EMA分析:日足の図1-2付近にて。ローソク足はEMA5(黄色点線)の上を横に推移。
  • EMA分析:日足のEAM13(黄色細線)とEMA25(黄色太線)は、ゴールデンクロス後はともにほぼ上に動きつつも、横方向への移動しつつある。
  • EMA分析:4時間足のEMS5(黄色点線)、EMA13(黄色細線)、EMA25(黄色太線)同士が絡み合った場合、非常に不安定なもみ合い相場へと色が濃くなると予想したが実際に陽線陰線が交互に出現している。
  • EMA分析:4時間足のEM75(オレンジ太線)、EMA100(オレンジ細線)はゴールデンクロス後順調に上に推移しているが、他の5から50のEMAに近づきつつある。すでに現在のレートから下100Pips内に約6本が入るような状況のため、わたしの個人的な力量では4時間足でのトレードは手が出しにくく困難な状況。

※全体分析=ローソク足、形態認識およびパターンの基礎分析
※EMA分析=指数平滑移動平均線分析。使用EMAは5、13、25、50、75、100、200。
※TL分析=トレンドライン分析
※Fib分析=フィボナッチ分析

 

●為替予想対策 本日の基本シナリオ

基本的なシナリオとしては、個人的にはまだまだ上昇トレンドと位置づけ基本的に上昇するものとしてまず対処を考えます。

その根拠は日足のEMA13とEMA25のゴールデンクロスとなりますが、まぁ最近はそろそろ戻しなりなんなりで下降するとも考えています。

ただそれでも、本日も上昇を基調としていますが、もみ合い相場なので個人的なスタイルとしては手が出ません。その観点からはあくまで4時間足ですがエントリーのタイミングは上記のブレイクポイントまでは待ちでは、と考えています。

ちなみに、わたしの考える(妄想する)ブレイクポイントを再掲しますと以下です。

・アップトレンドラインとダウントレンドラインの交叉エリアにはいって上下どちらかにブレイク
・EMA6本の収束がさらに極限まで進み、パーフェクトオーダー気味に上下どちらかにブレイク

まぁ、何があっても不思議ではないのが相場ですから、その前に普通に動き出すことも十分考えられるのですが、その時は、その動きは追えません。見守ります。

 

※為替 反対シナリオ

ここでは基本的なシナリオに対しての反対の考え方について考えます(ひとりつっこみです)。

今回も200、300pipsほどのダウントレンドに入るという仮定です。とはいえ、もみ合い相場に入りましたのでどちらに動くかわ私にはまったくわかりません。

この場合、いつもですが、どちらに動き手も大丈夫なリスク管理をするまでです。現状は基本シナリオのように上昇トレンドとの位置づけで対応したいと思います。失敗も多くありますが、下降トレンドに入ったとしても、なんとか次の流れをしっかりとつかみたいと思います。

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本日は以上となります。

みなさんはいかがでしょうか。どんなシミュレーションをされて、どう自分の売り買いも含めてリハーサルをされるのでしょうか。

なおチャート分析およびその解釈はあくまで我流なので、読まれる方にとって不快になる方や不利益を被る方もいらっしゃるかもしれません。この点は本サイトおよび下記の免責事項の内容を予めご了承ください。

不定期ですが、また時間があるときは掲載していきたいと思います。

H.N

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