14年2月28日 為替予想 ポンド円チャート分析

今日の日足・4時間足からみるポンド円の為替予想です。昨日はダウントレンドへブレイクしたと思いませんでしたか?私は思いました。しかし、その後は戻しがあり、今朝は膠着状態に戻りました。今日はもうしばらくもみ合うのか、それともブレイクするのか。難しいですけど考えてみたいと思います。

こんにちは。今日も雨ですね(私の住むところでは)。二十四節季でいう「雨水」ですからね、やはりこの時期は雨で表現するくらい雨が多いんでしょうね。皆さんのところはどうでしょうか。

さて、以下は今日のこれからの相場についての飽くまでわたしなりの考えです。基本ファンダメンタル分析はせずチャート中心に判断します。使用するのは、EMA(指数平滑移動平均線)、ライン、フィボナッチです。

※ご注意ください。相場のチャートは日本時間本日08時のものを使用しています。

 

●2月28日 ポンド円の為替予想とチャート分析まとめ

基本的にはもみあい継続だが、新しいダウントレドライン(図2ブルー細線)が本日も機能するかどうかが今日の焦点になるのではと思います。

昨日はダウン方向へのブレイクのような動きがありましたね。しかし、一転して上昇し、結局、日足でみると下に長いヒゲのあるローソク足になりましたね。

ここ数日のもみあい相場はまだ続くのかもしれません。ただし、いつブレイクするかわかりません。トレンドの契機となるブレイクを今日も探っていきましょう。

まずもみあいの続く理由としては、各移動平均線の収縮がさらに進んでいることです。EMA6本が上下100pipsの幅に入ろうという状況のため、もう少し収束してから大きく動くかもしれません。

では、この膠着状態の打開の兆しですが、以下の3点としてみました。皆さんはどうお考えでしょうか。

  • 2月21日の高値から引いているダウントレンドライン(ブルー細線)が本日も機能するかどうか?→機能した場合、下降します
  • アップトレンドラインとダウントレンドラインの交叉エリアにはいって上下どちらかにブレイク。→ただし、今回の場合、アップトレンドラインが機能していないのであてにできないかもしれません。
  • EMA6本の収束がさらに極限まで進み、パーフェクトオーダー気味に上下どちらかにブレイク→この場合は少しまだもみ合う

おそらくどれか一つというよりも複合的になるかもしれません。

以下、まとめの補足として詳しく日足と4時間足をベースにチャート分析や事実確認をしていきます。その後、この考えに沿った基本シナリオや今日の相場に対する考え・対処法、最後に反対の場合のシナリオを順にみていきます。

140228.日足

140228.08時の日足

 

140228.4時間足

140228.08時の4時間足

●為替予想根拠 ポンド円 日足・4時間足チャート分析

<上昇材料>

  1. 日足・全体分析:図1下、赤の水平ライン(169.00付近)で昨日は下降から反転上昇。大雑把な把握だが、このラインは過去2か月間の反転ポイントとも解釈できる。

<下降材料>

  1. 日足・TL分析:図1-1アップトレンドラインは再度引き直し。連日引き直しているためこのラインが機能していないと推測。もみあいなので当然ですが。
  2. 日足・TL分析:図1-2の2月21日の高値を頂点に新たに引いたダウントレンドは現時点ではまだ機能していると考える。
  3. 4時間足・TL分析:図2-1にて、2月4日の底値と昨日の底値を結んだアップトレンドラインを引き直し。このラインは連日引き直しのため現在機能しているとは考えにくい(うえの下降材料の1と同じ記述内容)。
  4. 4時間足・TL分析:図2-2にて、新しく2月21日の高値と2月26日の高値を結んで下向きのトレンドライン(ブルー細線)を引く。昨日よりローソク足はこのダウントレンドラインにそった動きが確認できる。つまり、陰線の支持線として機能している。ここが本日も機能するかが一つのポイント(うえの下降材料の2と同じ記述内容)。
  5. 4時間足・EMA分析:図2。昨日4回目のトライでEMA13(黄色細線)とEMA25(黄色太線)とでデットクロスを形成。しかし、依然としてもみあい相場の状況。

<その他・もみあいなど>

  1. 日足・全体分析:図1では2月5日から上昇の継続をしていたが、先週よりローソク足は上下の髭を伴いながら、ほぼ横ばいでの推移が継続。昨日も結局はブレイクせず。なお、ヒゲは全体的に下に長い傾向がみてとれる。
  2. 日足・EMA分析:図1-2付近にて。昨日は下への長いヒゲが確認できるが、結局はローソク足はEMA5(黄色点線)の上を横に移動中。もみあい継続。
  3. 日足・EMA分析:図1のEAM13(黄色細線)とEMA25(黄色太線)は、ゴールデンクロス後はともにほぼ上に動きつつも、水平方向へと傾きつつある。
  4. 4時間足・全体分析:図2では陽線陰線のローソク足が交互に出現するもみ合い状況。今後どこで大きく動くかがポイントか。全体として上昇の勢いは踊り場に来ており、いったん弱まっていると判断。
  5. 4時間足・EMA分析:図2。EMA5(黄色点線)からEMA100(オレンジ細線)までの6本が、現在のレートから下100Pips圏内にはいる状況。この収束状況により、ローソク足は不安定な動きにまだなると考えられる。

※全体分析=ローソク足、形態認識およびパターンの基礎分析
※EMA分析=指数平滑移動平均線分析。使用EMAは5、13、25、50、75、100、200。
※TL分析=トレンドライン分析
※Fib分析=フィボナッチ分析

 

●為替予想対策 本日の基本シナリオ

基本的なシナリオとしては、個人的にはまだまだ上昇トレンドと位置づけ基本的に上昇するものとしてまず対処を考えています。

その根拠は、日足のEMA13とEMA25と4時間足のEMA75とEMA100の2つのゴールデンクロスとなりますが、

その観点から、あくまで4時間足のエントリーのタイミングは上記のブレイクポイントまでは待ちでは、と考えています。

ですが、昨日の大陰線などをみるに、最近はそろそろ下降するとも考えています。

そこで、今日は今日は新しいダウントレンドラインが今日も支持線として機能するか、それともこの線を割って上昇するかを考えています。
まぁ、何があっても不思議ではないのが相場です。損切、利確を丁寧に。どちらに動いても対処できる(負けないように)したいと思います。

※為替 反対シナリオ

ここでは基本的なシナリオに対しての反対の考え方について考えます(独り突っ込みパートです)。

今回も200、300pipsほどのダウントレンドに入るという仮定です。

この場合、まず着目点は、私の場合は4時間足(図2)の↓トレンドライン(ブルー細線)が機能しているかどうか。本格的にダウントレンドにはいるかどうかの判断は4時間足のEMA25とEMA75のデットクロスの有無、それから169.00ラインを割っていくかどうか(まだ時間はかかると思いますが)といったところでしょうか。

いつもですが、どちらに動いても大丈夫なリスク管理をするまでです。現在の相場は私のレベルでは勝てません。基本シナリオのとおり上昇トレンドの中休みとの位置づけで対応しますが、下降トレンドに入ったとしても、なんとか次の流れをしっかりとつかみたいと思います。

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本日は以上となります。

みなさんはいかがでしょうか。どんなシミュレーションをされて、どう自分の売り買いも含めてリハーサルをされるのでしょうか。

なおチャート分析およびその解釈はあくまで我流なので、読まれる方にとって不快になる方や不利益を被る方もいらっしゃるかもしれません。この点は本サイトおよび下記の免責事項の内容を予めご了承ください。

不定期ですが、また時間があるときは掲載していきたいと思います。

H.N

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