今日の日足・4時間足からみるポンド円の為替予想です。先週はもみ合い状況が続きましたが、今週はどこにぽいんとがあるのでしょうか。もうしばらくもみ合うのか、それともブレイクするのか。私のチャートでは窓が今朝から空いてますが、さてどうしたものか。地道にみていきましょう。

こんにちは。今朝は相場もみずに6時から筋トレと軽くジョギングをしました。3か月ぶり。。。。トレードでも大切なのは体作りですが、寒いのがどうも苦手で尻込みしてました。が、さすが春が近いのか梅がところどころに咲いて気持ちのいい朝を迎えることができました。皆さんのところはどうでしょうか。

さて、以下は今日のこれからの相場についての飽くまでわたしなりの考えです。基本ファンダメンタル分析はせずチャート中心に判断します。使用するのは、EMA(指数平滑移動平均線)、ライン、フィボナッチです。

※ご注意ください。相場のチャートは日本時間本日11時のものを使用しています。

 

 

●3月3日 ポンド円の為替予想とチャート分析まとめ

基本的にはもみあい継続だが、現時点での予測は私には不可能ですし、無意味ですらあるかもしれません。どちらに動くにしても対応できるように待つだけです。

が、そうも言ってられないので本日の私なりの着目点は、3点。

  1. 現状の4時間足のアップトレンドライン(緑線)が機能するのか?
  2. 本日形成された窓は埋まるのか?
  3. EMAの並びが下がる傾向を示し始めている

上記2つはどちらにしてもいったんは上がるかと思います。

しかし、最後の1点は、EMAの観点からみたもみ合い状況の整理です。下記にありますが、EMAの収束が進み、その並びが下降への転換を示しています。このまま下降するのか、上昇へのパーフェクトオーダーとなるのか。

個人的にはアップトレンドの踊り場という仮説はまだ捨ててないので、自分がそれを意識ししていることを認識しつつダウントレンドへの注意も払いたいと思います。

それでも先週からのもみあい相場はまだ続くのかもしれませんけど。。。

以下、まとめの補足として詳しく日足と4時間足をベースにチャート分析や事実確認をしていきます。その後、この考えに沿った基本シナリオや今日の相場に対する考え・対処法、最後に反対の場合のシナリオを順にみていきます。

140303.日足

140303.4時間足

●為替予想根拠 ポンド円 日足・4時間足チャート分析

<上昇材料>

  1. 日足と4時間足・全体分析:図1と図2。先週の終値から今週の始まりにかけて大きく下に窓が開く(この使用しているチャートにおいては)。今後はこの窓がよく言われるようにいったん閉じるのかどうかに着目です。この場合ですと、どこかの地点でいったんは上昇することも予想されます。
  2. 日足・EMA分析:図1-1付近にて。EMA50(ブルー点線)が抵抗線としてローソク足の下降を留めているようにも推測できる。

<下降材料>

  1. 日足・TL分析:図1-1付近アップトレンドラインを本日のローソク足では超えている。
  2. 日足・EMA分析:図1-1付近にて。EMA5(黄色点線)とEMA13(黄色細線)がデットクロス。
  3. 日足・EMA分析:図1-1付近にて。さらにEMA13(黄色細線)とEMA25(黄色太線)もデットクロスになりそうな状態へ。
  4. 4時間足・TL分析:図2-1付近にて、新しく2月21日の高値と2月26日の高値を結んで下向きのトレンドライン(ブルー細線)は先週の金曜日に上昇して一旦は割る。しかし、その上のダウントレンドライン(緑細線)の付近で反発下降。
  5. 4時間足・EMA分析:図2。4回目のトライでEMA13(黄色細線)とEMA25(黄色太線)とでデットクロスを形成。そのまま、本日現時点でも継続中。
  6. 4時間足・EMA分析:図2。EMA25(黄色太線)とEMA50(ブルー点線)もデットクロスになりかかっている。。そのまま、本日現時点でも継続中。
  7. 4時間足・EMA分析:図2。各EMAの並びが上から、25、50、13、75、5、100となってきており、下降へのトレンド変換が起きてもおかしくない状況に入っている。

<その他・もみあいなど>

  1. 日足・Fib分析:図1。1月2日の高値(数値100)を起点に2月4日の底値(数値0)までを結んだフィボナッチライン(濃いブルー水平線)を採用。先週は終始、フィボナッチ61.8が抵抗線となって上昇を留めている。このためラインより上にヒゲは出ているものの、ローソク足が連日このフィボナッチラインにへばりつくような形を成している。
  2. 日足・Fib分析:図1-2。今週の現時点では、フィボナッチ50.0のラインが抵抗線となって、下降を押しとどめている。つまり、上記の1より、フィボナッチライン61.8と50.0の間でローソクの足はとどまっている。
  3. 4時間足・EMA分析:図2。EMA5(黄色点線)からEMA100(オレンジ細線)までの6本さらに収束。現在の100Pips圏内に6本のEMAが入る状況。この収束状況により、まだローソク足は不安定な動きをみせる可能性は残っている。

※全体分析=ローソク足、形態認識およびパターンの基礎分析
※EMA分析=指数平滑移動平均線分析。使用EMAは5、13、25、50、75、100、200。
※TL分析=トレンドライン分析
※Fib分析=フィボナッチ分析

 

●為替予想対策 本日の基本シナリオ

本日は、ダウントレンドへ入ることを想定してみます。

基本的なシナリオとしては、個人的にはまだまだ上昇トレンドと位置づけ基本的に上昇するものとしてまず対処を考えています。

が、これは希望的観測かもしれません。思い込みに近くなっています。みなさんはどうでしょうか。

本日は、それらを差し引いて考えてみます。つまり、これからダウントレンドに入ると想定してシナリオ(仮説)を立てます。あくまでこれは自分の中でのなにかの気づきになればと思っています。

・一旦は上昇する
・窓が埋まりだす
・EMA50(ブルー点線)や25(黄色太線)あたりで反転下降に入り、EAM25とEAM75がデットクロスしだす

というものです。ここまでいけばある程度のダウントレンドが成立するのではないでしょうか。

とはいえ、予想が当たろうが外れようがそれは大したことではないかもしれません。どう実際のトレードに生かし、どちらに転んでも生き残れるようにリスク管理をするだけですから。

※為替 反対シナリオ

ここでは基本的なシナリオに対しての反対の考え方について考えます(独り突っ込みパートです)。

本日の反対シナリオは、このまま反発し上昇するというものです。しかし、単純に上昇することは想定しにくい状況でもあります。着目点は以下です。

着目点は
・もみあいが機能しなくなる場合、一時的に上昇するものの各EMAの抵抗線化、下降トレンドライン(ブルーおよび緑)が抵抗線化して下降する
・もうしこしもみ合って(EMAがさらに収束し)、上昇するか

1は、もみあいが機能しない場合、上記の「下がる」基本シナリオと同じです。窓が埋まるまでは上昇。その後どこかのラインで大きく下がっていくというものです。

2は、もみあいが機能すればまだ上下運動を繰り返すことが予想されます。この場合も上昇しても一時的なものでしょう。しかし、長期的にこれが続けば、EMAの収束が進み大きく上昇する(あるいは大きく下降することも十分ありますが)余地が生まれます。

本日は基本シナリオおよび反対シナリオともに飽くまで私のなかの考えですが、基本的には同じような動きに至りました。

いつもですが、どちらに動いても大丈夫なリスク管理をするまでです。現在の相場は私のレベルやスタイルでは勝てません。地道にモニタリングを続けていきます。

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本日は以上となります。

みなさんはいかがでしょうか。どんなシミュレーションをされて、どう自分の売り買いも含めてリハーサルをされるのでしょうか。

なおチャート分析およびその解釈はあくまで我流なので、読まれる方にとって不快になる方や不利益を被る方もいらっしゃるかもしれません。この点は本サイトおよび下記の免責事項の内容を予めご了承ください。

不定期ですが、また時間があるときは掲載していきたいと思います。

では、失礼します。

H.N

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