今日の日足・4時間足からみるポンド円の為替予想です。今週はダウントレンドにはってきましたね。さて、今日のポイントは、このままダウントレンドに戻るか否かをみていきましょう。
こんにちは。今朝は小ぶりな雨が降るものの温かな雨で心地よいジョギングができました。トレードと運動の関係はどうかわかりませんが、午前中の頭の働きはよくなったような気がします(午後は眠いですけど)。
さて話を戻しまして、いつものことですが以下は本日の相場についてのわたしなりの考えです。基本ファンダメンタル分析はせずチャート中心に判断します。使用するのは、EMA(指数平滑移動平均線)、ライン、フィボナッチです。
※ご注意ください。相場のチャートは日本時間本日12時頃のものを使用しています。
●3月12日 ポンド円の為替予想とチャート分析まとめ
本日のまとめる視点は、今週続いているダウントレンドの動きがどこまで続くか、ということになるかと思います。
金曜日の高値から昨日まで継続して下がりました。現在採用している(2月4日を上昇の起点とする)フィボナッチでみると38.2のライン付近まで下がり、本日は現在そこから陽線が出て上がっています。
日足でみても昨日の陰線はEMA25(図2。黄色太線)を超えておらず、このまま反転上昇も比較的考えやすい材料はそろっています。
以下は、本日のわたしなりのポイント(4時間足)となります。
- ダウントレンドライン(ブルー太線)を上に超えるのか、それとも支持線として機能し下降するのか?
- フィボナッチ38.2のラインが下降に対する抵抗線として機能するかどうか?
基本的にはかなり下がった感覚がしますが、まだアップトレンドにあり買いを順張りとして対応したいと思います(基本シナリオ)。
逆にこのダウントレンドライン(ブルー太線)や4時間足のEMA25(黄色太線)を越えられない場合はダウントレンドになっていくかと考えます(反対シナリオ)。
以下、まとめの補足として詳しく日足と4時間足をベースにチャート分析や事実確認をしていきます。その後、本日は反転上昇を基本シナリオ。このまま一時上昇する事も含め、最終的には下降するというのが反対シナリオとして考えてみたいと思います。
●為替予想根拠 ポンド円 日足・4時間足チャート分析
<全体説明と設定>
- 日足・4時間足・全体分析:図1と図2。月曜日は下に窓が開くものの、すぐに上昇して一度穴が埋まったものと解釈。その後は、連続陰線の出現で2日間は下降。
- 日足・4時間足・Fib分析:図1と図2。日足、4時間足とも2月4日の底値(100.0)と先週の3月7日(0.0)の高値を結んだフィボナッチリトレースメントラインを採用。
<上昇材料>
- 日足・全体分析:図1の上部水平線(赤線)。先週金曜日(7日)の高値と1月28日の高値とほぼ同じ水平線(173.6付近)で結ぶことができる。このため、今後の上昇した場合はこのラインを抜けるかどうかも焦点。
- 日足・EMA分析:図1。EMA25(黄色太線)がこれまでの下降に対して抵抗線となるかどうかに着目。
- 日足・Fib分析:図1。本日は現状フィボナッチ38.2のラインで反発上昇をしていると判断できる。
- 4時間足・EMA分析:図2。EMA75(オレンジ太線)上で反発上昇している。
- 4時間足・Fib分析:図2。フィボナッチ38.2ラインで反転上昇を現時点ではみせている。このラインを下に突破するか、このまま反転上昇するかに着目(上記3と同内容)。
<下降材料>
- 日足・4時間足・TL分析:図1と図2。先週金曜日(7日)の米国雇用統計の発表でつけた高値と現在の陰線のヒゲを結んだダウントレンドライン(ブルー太線)を参考のため新たに引く。昨日の陰線高値を通る形で若干修正。本日も機能するのかに着目
- 日足・EMA分析:図1。EMA5(黄色点線)とEMA13がデットクロスするかどうか。
- 4時間足・EMA分析:図2。EMA13(黄色細線)とEMA25(黄色太線)が重なり合ってデットクロス寸前。
<その他・もみあいなど要素>
- とくになし
※全体分析=ローソク足、形態認識およびパターンの基礎分析
※EMA分析=指数平滑移動平均線分析。使用EMAは5、13、25、50、75、100、200。
※TL分析=トレンドライン分析
※Fib分析=フィボナッチ分析
→各分析項目ごとのファクト整理は一番下になります。
●為替予想対策 本日の基本シナリオ
本日のトレードですが、本日も基本的にはまだ反転上昇するものとして捉えています。
このため、以下のポイントでの順張り(買い)のタイミングを見ていきます。
- (すでに反発していますが)フィボナッチ38.2のラインでの反転上昇
※為替 反対シナリオ
ここでは基本的なシナリオに対しての反対の考え方について考えます(独り突っ込みパートです)。
本日の反対シナリオは、一時的に上昇することもありますが、基本的にはダウントレンドに入ることを想定したものです。
以下の1点を中心に見たいと思います。
- ダウントレンドライン(ブルー太線)が支持線として機能し下降するかどうか?
本日も基本的には上がるも下がるも関係ありません。どちらだったとしても対処するのみです。生き残ります。これにつきますね。これからも毎日毎日、モニタリングを繰り返していきます。
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本日は以上となります。
みなさんはいかがでしょうか。どんなシミュレーションをされてますか?どう自分の売り買いも含めてリハーサルをされるのでしょうか。
なおチャート分析およびその解釈はあくまで私なりのものですので、読まれる方にとって不快になる方や不利益を被る方もいらっしゃるかもしれません。この点は本サイトおよび下記の免責事項の内容を予めご了承ください。
不定期ですが、また時間があるときは掲載していきたいと思います。
では、失礼します。
H.N
※このブログおよびコンテンツのすべては投資勧誘を目的としたものではなく情報提供のみを目的としています。こちらの内容の利用者または閲覧者の方の実際の投資およびその他の損益について一切の責任は負いません。予めご了承ください。
※本日のポンド円為替 日足、4時間足を中心とした各分析ごとの整理
<1.ローソク足、形態認識・パターン分析>
- 日足・全体分析:図1の上部水平線(赤線)。先週金曜日(7日)の高値と1月28日の高値とほぼ同じ水平線(173.6付近)で結ぶことができる。このため、今後の上昇した場合はこのラインを抜けるかどうかも焦点。
- 日足・4時間足・全体分析:図1と図2。月曜日は下に窓が開くものの、すぐに上昇して一度穴が埋まったものと解釈。その後は、連続陰線の出現で2日間は下降。
<2.トレンドライン分析>
- 日足・4時間足・TL分析:図1と図2。先週金曜日(7日)の米国雇用統計の発表でつけた高値と現在の陰線のヒゲを結んだダウントレンドライン(ブルー太線)を参考のため新たに引く。昨日の陰線高値を通る形で若干修正。本日も機能するのかに着目
<3.指数平滑移動平均線(EMA)分析>
- 日足・EMA分析:図1。EMA5(黄色点線)とEMA13がデットクロスするかどうか。
- 日足・EMA分析:図1。EMA25(黄色太線)がこれまでの下降に対して抵抗線となるかどうかに着目。
- 4時間足・EMA分析:図2。EMA13(黄色細線)とEMA25(黄色太線)が重なり合ってデットクロス寸前。
<4.フィボナッチ(4時間足)>
- 日足・4時間足・Fib分析:図1と図2。日足、4時間足とも2月4日の底値(100.0)と先週の3月7日(0.0)の高値を結んだフィボナッチリトレースメントラインを採用。
- 日足・Fib分析:図1。本日は現状フィボナッチ38.2のラインで反発上昇をしていると判断できる。
- 4時間足・Fib分析:図2。フィボナッチ38.2ラインで反転上昇を現時点ではみせている。このラインを下に突破するか、このまま反転上昇するかに着目(上記と同内容)。
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