今日の日足・4時間足からみるポンド円の為替予想です。昨日は思ったよりも早く上昇に転じていましたね。皆さんは捕まえられたでしょうか。今日のポイントは、このままアップトレンドに入るかどうかだと思います。みていきましょう。

おはようございます。それにしても寒い!今日は真冬並みの寒さに戻ったように感じる朝です。皆さんのお住まいのところではどうでしょうか。体調管理にお気を付けください。

さて、いつものことですが以下は今日のこれからの相場についての飽くまでわたしなりの考えです。基本ファンダメンタル分析はせずチャート中心に判断します。使用するのは、EMA(指数平滑移動平均線)、ライン、フィボナッチです。

※ご注意ください。相場のチャートは日本時間本日9時頃のものを使用しています。

 

●3月6日 ポンド円の為替予想とチャート分析まとめ

昨日の予想では上昇は考えていましたが、もみ合いに戻ることなくそのまま上昇をしました。素直に各EMAがゴールデンクロスをしていきましたね。

本日のまとめとしては、もみあいは脱し上昇に転じていると考えられます。

油断はできませんが、理由としては4時間足を見る限り各EMAが同一方向(上向き)に入っているのでこのままであれば多少の勢いがあると判断できますね。

この上昇しているとの判断のもと、本日の私なりの着目点は以下2点。

  1. 4時間足・TL分析:図2-1。新しく引いたアップトレンドライン(ブルー太線)を下に割るかどうか。
  2. 4時間足・EMA分析:図2。EMA5(黄色点線)を下に割るかどうか。

これらは基本的にはいったん下がる場合を想定したものです。

1は一時的に下がる際のセンサーとして、この図2のEMA5(黄色点線)がいつ割るのかを見ていきます。

2は図2-1のブルーのアップトレンドラインがいつまで機能するか、ということです。現状では角度的には狭いのでアップトレンドに入るとしても戻しが入りより広い角度のアップトレンドラインになると想定します。

以下、まとめの補足として詳しく日足と4時間足をベースにチャート分析や事実確認をしていきます。
その後、参考までにこの考えに沿った基本シナリオや今日の相場に対する考え・対処法、最後に反対の場合のシナリオを順にみていきます。

140306.日足140306.4時間足

 

●為替予想根拠 ポンド円 日足・4時間足チャート分析

<全体説明と設定>

  • 日足・4時間足・全体分析:図1と図2。先週の終値から今週の始まりにかけて大きく下に窓が開く(この使用しているチャートにおいては)。この二日間の上昇でこの穴が埋まりさらに上昇中。
  • 4時間足・TL分析:図2-1。3月3日の底値から各ローソクの下を引いたアップトレンドライン(ブルー太線)を新たに引く。
  • 4時間足・EMA分析:図2。各EMA5から200まで7本が100Pips圏内はいっていたが、すべてが同じ方向(上向き)に動きをみせているのでもみあいは脱したと判断できそう。

<上昇材料>

  • 日足・4時間足・Fib分析:図1と図2。2月4日の底値(数値0)を起点に2月18日の高値(数値0)までを結んだフィボナッチライン(濃いブルー)を適応。昨日の上昇もフィボナッチ23.6ラインが支持線として機能しているとも考えられる。
  • 日足・4時間足・TL分析:図1と図2。参考のため昨日引いたダウントレンドライン(ブルー細線)を割って上昇。
  • 日足・4時間足・TL分析:図1と図2。1月2日の高値から各高値を結んでいたダウントレンドライン(グリーン細線)を上昇して突破。
  • 4時間足・EMA分析:図2。EMA13(黄色細線)とEMA25(黄色太線)がゴールデンクロス。
  • 4時間足・EMA分析:図2。EMA25(黄色太線)とEMA75(レンジ太線)がゴールデンクロス。

<下降材料>

  • 4時間足・TL分析:図2-1。新しく引いたアップトレンドライン(ブルー太線)を下に割るかどうか。
  • 4時間足・EMA分析:図2。EMA5(黄色点線)を下に割るかどうか。

<その他・もみあいなど要素>

  • とくになし

※全体分析=ローソク足、形態認識およびパターンの基礎分析
※EMA分析=指数平滑移動平均線分析。使用EMAは5、13、25、50、75、100、200。
※TL分析=トレンドライン分析
※Fib分析=フィボナッチ分析

 

●為替予想対策 本日の基本シナリオ

本日のトレードですが、基本的には上昇するものとして捉えています。
このため買いを順張りとして考えていきます。

※為替 反対シナリオ

ここでは基本的なシナリオに対しての反対の考え方について考えます(独り突っ込みパート)。

本日の反対シナリオは、今度は反転して下がることを想定したものです。
理由としては、「まとめ」にも書きました2点です。すくなくとも一時的な戻しで下降するケースが十分にあると考えます。

ただ下がる場合は、再びもみ合うことも考えられるのでわたしは様子見となります。

いつもの考えですが生き残った者が勝つとおもうので、どちらに動いても大丈夫なリスク管理をするまでです。地道にモニタリングを続けていきます。

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本日は以上となります。

みなさんはいかがでしょうか。どんなシミュレーションをされて、どう自分の売り買いも含めてリハーサルをされるのでしょうか。

なおチャート分析およびその解釈はあくまで我流なので、読まれる方にとって不快になる方や不利益を被る方もいらっしゃるかもしれません。この点は本サイトおよび下記の免責事項の内容を予めご了承ください。

不定期ですが、また時間があるときは掲載していきたいと思います。

では、失礼します。

H.N

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