今日の日足・4時間足からみるポンド円の為替予想です。昨日は基本シナリオ通りの上昇でした。皆さんはいかがでしたでしょうか。今日のポイントは、どこまで戻すか、ということだと思います。後ほどみていきましょう。

皆さん、おはようございます。昨日は久しぶりの東京を歩いたのですが、卒業式と思しき姿をお見かけしました。季節は啓蟄(けいちつ)。七十二候では蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)。どちらも意味は一緒で、土の中で冬ごもりしていた虫たちもそろそろ起きだすというこの季節。寒さの中にもやさしさが感じられるような気がします。

さて、いつものことですが以下は今日のこれからの相場についての飽くまでわたしなりの考えです。基本ファンダメンタル分析はせずチャート中心に判断します。使用するのは、EMA(指数平滑移動平均線)、ライン、フィボナッチです。

で、やはり見難いですかね。見難いですよね。別途、見方の解説ページなるものも必要ですよね。コンテンツ増やせるように頑張ります。できるだけ少ない情報で判断をしようと思うのですが、分析項目も多いのか少ないのかは自分ではわからないので。。。すみません。参考までに、各分析ツールごとの分類も最後に掲載しておきます。

※ご注意ください。相場のチャートは日本時間本日10時頃のものを使用しています。

 

●3月6日 ポンド円の為替予想とチャート分析まとめ

昨日の基本シナリオでは上昇とは考えていましたが迷いなく上がっていきましたね。3月3日からだと300pips以上の上昇ですね。皆さんは捕まえられたでしょうか。

あと、本日は米国雇用統計の発表でしたでしょうか。私はほぼファンダメンタル分析はしない(できない)のですが、皆様はこの点ご留意ください。

では、いつものようにいきます。今日のまとめとしては、「いつ、そしてどこまで戻しが来るのか」ということです。もちろんさらに上昇を継続することも考えられますが。。。

「いつ」に対しては、ローソク足(現在のレート)とEMA75(オレンジ太線)や100(オレンジ細線)との乖離が拡大しているため、そろそろだと思い本日も引き続き注視します。

さらに「どこまで」ですが、以下の3つの部分を想定しています。

  • EMA5(黄色点線)
  • フィボナッチ23.6ライン(171.90付近)
  • アップトレンドライン(ブルー太線)
  • EMA13(黄色細線)

これらを基準にどこを割って、どこで反転するかということに見ていきます。

以下、まとめの補足として詳しく日足と4時間足をベースにチャート分析や事実確認をしていきます。その後、参考までにこの考えに沿った基本シナリオや今日の相場に対する考え・対処法、最後に反対の場合のシナリオを順にみていきます。

140307.日足 140307.4H

●為替予想根拠 ポンド円 日足・4時間足チャート分析

<全体説明と設定>

  • 日足・4時間足・全体分析:図1と図2。今週の始まりは大きく下に窓が開く(この使用しているチャートにおいては)が、火曜日に穴が埋まりさらに本日まで上昇が継続。
  • 4時間足・EMA分析:図2。各EMA5から200まで7本が100Pips圏内はいっていたが、すべてが同じ方向(上向き)に動きをみせていることから、みあいを脱しアップトレンドに移行と判断。

<上昇材料>

  • 日足・4時間足・TL分析:図1と図2。3月4日(火)からの上昇にたいしてアップトレンドライン(ブルー太線)を引く。本日はこのアップトレンドラインが支持線として機能するかどうか。
  • 日足・EMA分析:図1。EMA5(黄色点線)からEMA25(黄色太線)までが上向きに展開中。

<下降材料>

  • 4時間足・EMA分析:図2。EMA75(オレンジ太線)や100(オレンジ細線)とローソク足の乖離が拡大。このため一時の戻しを想定。本日もEMA5(黄色点線)を下に割る陰線が出現するかどうかに着目。
  • 4時間足・EMA分析:図2。EMA5を超えて、下降が進む場合はEMA13(黄色細線)のラインまでをまず想定。
  • 4時間足・Fib分析:図2。本日は、3月4日の底値と早朝の高値を結んだフィボナッチを活用。もし本日戻り(下降)があるとすれば、フィボナッチ23.6ライン(171.90付近)も抵抗線のひとつとして想定。

<その他・もみあいなど要素>

  • とくになし

※全体分析=ローソク足、形態認識およびパターンの基礎分析
※EMA分析=指数平滑移動平均線分析。使用EMAは5、13、25、50、75、100、200。
※TL分析=トレンドライン分析
※Fib分析=フィボナッチ分析
→各分析項目ごとのファクト整理は一番下になります。

●為替予想対策 本日の基本シナリオ

本日のトレードですが、本日も基本的には上昇するものとして捉えています。
このため順張り(買い)のタイミングを見ていきます。もし本日いったん下がれば、下がり具合にもよりますが買いをいれていくことになります。

※為替 反対シナリオ

ここでは基本的なシナリオに対しての反対の考え方について考えます(独り突っ込みパート)。

本日の反対シナリオは、今度は反転して一気に下がることを想定したものです。
ただ、基本的にはさきほどまとめでもあげた以下の点で反転するかどうかを見ていきます。

  • EMA5(黄色点線)
  • フィボナッチ23.6ライン(171.90付近)
  • アップトレンドライン(ブルー太線)
  • EMA13(黄色細線)

いつもの考えですが、上がるか下がるかは関係はなく、リスク管理しかないとおもいまます。どちらに動いても大丈夫。生き残ることができる。これにつきますね。毎日毎日、モニタリングを続けていきます。

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本日は以上となります。

みなさんはいかがでしょうか。どんなシミュレーションをされて、どう自分の売り買いも含めてリハーサルをされるのでしょうか。

なおチャート分析およびその解釈はあくまで我流なので、読まれる方にとって不快になる方や不利益を被る方もいらっしゃるかもしれません。この点は本サイトおよび下記の免責事項の内容を予めご了承ください。

不定期ですが、また時間があるときは掲載していきたいと思います。

では、失礼します。

H.N

※このブログおよびコンテンツのすべては投資勧誘を目的としたものではなく情報提供のみを目的としています。こちらの内容の利用者または閲覧者の方の実際の投資およびその他の損益について一切の責任は負いません。予めご了承ください。

※本日のポンド円為替 日足、4時間足を中心とした各分析ごとの整理

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<1.ローソク足、形態認識・パターン分析>

  • 日足・4時間足・全体分析:図1と図2。今週の始まりは大きく下に窓が開く(この使用しているチャートにおいては)が、火曜日に穴が埋まりさらに本日まで上昇が継続。

<2.トレンドライン分析>

  • 日足・4時間足・TL分析:図1と図2。1月2日の高値から各高値を結んでいたダウントレンドライン(グリーン細線)を上昇して突破。
  • 日足・4時間足・TL分析:図1と図2。3月4日(火)からの上昇にたいしてアップトレンドライン(ブルー太線)を引く。本日はこのアップトレンドラインが支持線として機能するかどうか。

<3.指数平滑移動平均線(EMA)分析>

  • 日足・EMA分析:図1。EMA5(黄色点線)からEMA25(黄色太線)までが上向きに展開中。
  • 4時間足・EMA分析:図2。各EMA5から200まで7本が100Pips圏内はいっていたが、すべてが同じ方向(上向き)に動きをみせているのでもみあいは脱し、アップトレンドに移行と判断。
  • 4時間足・EMA分析:図2。EMA75(オレンジ太線)や100(オレンジ細線)とローソク足の乖離が拡大。このため一時の戻しを想定。本日もEMA5(黄色点線)を下に割る陰線が出現するかどうかに着目。
  • 4時間足・EMA分析:図2。EMA5を超えて、下降が進む場合はEMA13(黄色細線)のラインまでをまず想定。

<4.フィボナッチ(4時間足)>

  • 4時間足・Fib分析:図2。3月4日の底値と早朝の高値を結んだフィボナッチを引く。もし本日戻りがあるとすればまず第一にフィボナッチ23.6ライン(171.90付近)を想定。

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