今日の日足・4時間足からみるポンド円の為替予想です。先週の金曜日夜は米国雇用統計の発表で上昇するものの、それ以降は下降していきました。皆さんはうまく乗り切れましたでしょうか。さて、今日のポイントは、一時的な戻しとなるのか否かだと思います。いつものように長くなるかもしれませんが、みていきましょう。
おはようございます。昨日、気づけば住んでいるマンションの敷地以内に桜が咲いていました。なんだかが心も明るく軽くなったような気分です。でも、寒気がきているとの情報も。先週も都心では雪降りましたしね。三寒四温の季節ですので、体調管理には十分にお気を付けください。私はすこし体調崩しておりますが。。。
さて、いつものことですが以下は本日の相場についてのわたしなりの考えです。基本ファンダメンタル分析はせずチャート中心に判断します。使用するのは、EMA(指数平滑移動平均線)、ライン、フィボナッチです。
※ご注意ください。相場のチャートは日本時間本日12時頃のものを使用しています。
●3月10日 ポンド円の為替予想とチャート分析まとめ
先週の金曜日夜は米国雇用統計の発表で上昇するものの、それ以降は下降していきましたね。今朝も私の使用するチャートでは下に窓が開きましたが、これは一度ほぼ埋まった形となりましたが、再び陰線が出ている状況です(4時間足)。
では、そんな状況下ですが、今週および本日はどんな動きになるのでしょうか?
今日のまとめとしては、現在はアップトレンドと仮定して「いまの戻しは一時的なものか否か」ということです。
現在は先週金曜日の高値から見ると値が下がっています。そのためどこまで下がって反転上昇をするかどうかということにまず着目してみます。
以下は、わたしなりの反転想定ポイント(4時間足)となります。
- EMA13(黄色細線)
- フィボナッチ23.6ライン
- アップトレンドライン(ブルー太線)
これらはほぼ重なっていますので、一つのポイントとして解釈できるかもしれません。
続いて、ここが突破した場合は、以下のポイントで反転するかを探りたいと思います。
- EMA25(黄色太線)
- フィボナッチ38.2ライン
後ほどの基本シナリオでも触れますが、これらの反転ポイントを順張りの買い(増し)ポイントとして捉えていきます。
以下、まとめの補足として詳しく日足と4時間足をベースにチャート分析や事実確認をしていきます。その後、参考までにこの考えに沿った基本シナリオや今日の相場に対する考え・対処法、最後に反対の場合のシナリオを順にみていきます。
●為替予想根拠 ポンド円 日足・4時間足チャート分析
<全体説明と設定>
- 日足・4時間足・全体分析:図1と図2。今朝は下に窓が開くものの、すぐに上昇して一度穴が埋まったものと解釈。
- 日足・Fib分析:図1。2月4日の底値(100.0)と先週の3月7日(0.0)の高値を結んだフィボナッチリトレースメントラインを採用。
- 4時間足・Fib分析:図2。3月4日の底値(100.0)と先週の3月7日(0.0)の高値を結んだフィボナッチリトレースメントラインを採用。
<上昇材料>
- 日足・全体分析:図1の上部水平線(赤線)。先週金曜日(7日)の高値と1月28日の高値とほぼ同じ水平線(173.6付近)で結ぶことができる。このため、今後の上昇した場合はこのラインを抜けるかどうかも焦点。
- 日足・4時間足・TL分析:図1と図2。3月4日(火)と今朝の底値を直線で結びアップトレンドライン(ブルー太線)を引き直し。本日はこのアップトレンドラインが支持線として機能するかどうか。
- 4時間足・EMA分析:図2。EMA13 (黄色細線)をローソク足が下回る場合、EMA25(黄色太線≒171.74付近)での反転上昇となるかに着目。
- 4時間足・Fib分析:図2。もし本日戻りがあるとすればまず第一にフィボナッチ23.6ライン(172.4付近)を想定。ただし、現在はそのラインを陰線は一時的に下に越えている。
- 4時間足・Fib分析:図2。フィボナッチ23.6ラインを下に超える場合は、38.2ライン(171.74付近)で反転上昇するかどうかに注目。
<下降材料>
- 4時間足・TL分析:先週金曜日(7日)の米国雇用統計の発表でつけた高値と現在の陰線のヒゲを結んだダウントレンドライン(ブルー細線)を参考のため新たに引く。今後これがダウントレンドの支持線として機能するか着目。
- 4時間足・EMA分析:図2。現在、EMA5 (黄色点線)をローソク足が下回っている。今後、EMA13(黄色細線)で反転上昇するか、それともそのまま下降し、EMA5とEMA13のデッドクロスをするか着目。
<その他・もみあいなど要素>
- 4時間足・TL分析:本日はアップトレンドライン(ブルー太線)とダウントレンドライン(ブルー細線)に挟まれた形となっているため、1日間ほどはこの範囲内の値動きはもみ合いをみせることも考えられる。
※全体分析=ローソク足、形態認識およびパターンの基礎分析
※EMA分析=指数平滑移動平均線分析。使用EMAは5、13、25、50、75、100、200。
※TL分析=トレンドライン分析
※Fib分析=フィボナッチ分析
→各分析項目ごとのファクト整理は一番下になります。
●為替予想対策 本日の基本シナリオ
本日のトレードですが、本日も基本的には上昇するものとして捉えています。
このため順張り(買い)のタイミングを見ていきます。もし本日いったん下がれば、下がり具合にもよりますが基本的には買いをいれていくことになります。
※為替 反対シナリオ
ここでは基本的なシナリオに対しての反対の考え方について考えます(独り突っ込みパートです)。
本日の反対シナリオは、今度は上昇することなく一気に下降ことを想定したものです。
ただ、基本的にはさきほどまとめでもあげた以下の点で反転するかどうかを見ていきます。
- EMA13(黄色細線)
- フィボナッチ23.6ライン
- アップトレンドライン(ブルー太線)
基本的にはすぐにダウントレンドに入ることは想定しにくいですが、この新しいダウントレンド(ブルー細線)が機能するかどうかだと思います。
本日もまずはリスク管理を徹底してまいりましょう!生き残ることができれば御の字です。これにつきますね。これからも毎日毎日、モニタリングを続けていきます。
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本日は以上となります。
みなさんはいかがでしょうか。どんなシミュレーションをされて、どう自分の売り買いも含めてリハーサルをされるのでしょうか。
なおチャート分析およびその解釈はあくまで我流なので、読まれる方にとって不快になる方や不利益を被る方もいらっしゃるかもしれません。この点は本サイトおよび下記の免責事項の内容を予めご了承ください。
不定期ですが、また時間があるときは掲載していきたいと思います。
では、失礼します。
H.N
※このブログおよびコンテンツのすべては投資勧誘を目的としたものではなく情報提供のみを目的としています。こちらの内容の利用者または閲覧者の方の実際の投資およびその他の損益について一切の責任は負いません。予めご了承ください。
※本日のポンド円為替 日足、4時間足を中心とした各分析ごとの整理
<1.ローソク足、形態認識・パターン分析>
- 日足・全体分析:図1の上部水平線(赤線)。先週金曜日(7日)の高値と1月28日の高値とほぼ同じ水平線(173.6付近)で結ぶことができる。このため、今後の上昇した場合はこのラインを抜けるかどうかも焦点。
- 日足・4時間足・全体分析:図1と図2。今朝は下に窓が開くものの、すぐに上昇して一度穴が埋まったものと解釈。
<2.トレンドライン分析>
- 日足・4時間足・TL分析:図1と図2。3月4日(火)と今朝の底値を直線で結びアップトレンドライン(ブルー太線)を引き直し。本日はこのアップトレンドラインが支持線として機能するかどうか。
- 4時間足・TL分析:先週金曜日(7日)の米国雇用統計の発表でつけた高値と現在の陰線のヒゲを結んだダウントレンドライン(ブルー細線)を参考のため新たに引く。今後これがダウントレンドの支持線として機能するか着目。
- 4時間足・TL分析:本日はアップトレンドライン(ブルー太線)とダウントレンドライン(ブルー細線)に挟まれた形となっているため、1日間ほどはこの範囲内の値動きはもみ合いをみせることも考えられる。
<3.指数平滑移動平均線(EMA)分析>
- 日足・EMA分析:図1。先週よりEMA5(黄色点線)からEMA25(黄色太線)までが上向きに展開中。
- 4時間足・EMA分析:図2。現在、EMA5 (黄色点線)をローソク足が下回っている。今後、EMA13(黄色細線)で反転上昇するか、それともそのまま下降し、EMA5とEMA13のデッドクロスをするか着目。
- 4時間足・EMA分析:図2。EMA13 (黄色細線)をローソク足が下回る場合、EMA25(黄色太線≒171.74付近)での反転上昇となるかに着目。
<4.フィボナッチ(4時間足)>
- 日足・Fib分析:図1。2月4日の底値(100.0)と先週の3月7日(0.0)の高値を結んだフィボナッチリトレースメントラインを引く。
- 4時間足・Fib分析:図2。3月4日の底値(100.0)と先週の3月7日(0.0)の高値を結んだフィボナッチリトレースメントラインを引く。
- 4時間足・Fib分析:図2。もし本日戻りがあるとすればまず第一にフィボナッチ23.6ライン(172.4付近)を想定。ただし、現在はそのラインを陰線は一時的に下に越えている。
- 4時間足・Fib分析:図2。フィボナッチ23.6ラインを下に超える場合は、38.2ライン(171.74付近)で反転上昇するかどうかに注目。
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