今日の4時間足からみるポンド円の為替予想です。先週はアップダウンがありで安定しない値動きでした。今週はどうなるでしょうか。
こんにちは。だいぶ寒さが和らいだという感じもしましたが、皆さんのお住まいの地域はどうでしたでしょうか。こちらは小雨模様です。週末は年金作りのセミナーに参加してきました。日本の財務状況を一般家庭に置き換えた説明がわかりやすく、日本はなかなか危うい状況にいるのだと改めて思いました。また、この続きは明日にでも。
さて、先週の相場、皆さんはどう売買されましたでしょうか。アップダウンは予想はしていたものの、予想よりも異なる地点での反発上昇もあり(基本を見落としていました)、私にはよい教訓を得た相場でした(先週は-でした。。。)
さて、ここからは今日のこれからの相場についての自分なりの考えです。基本チャート中心で判断します。使用するのはEMA(指数平滑移動平均線)、ライン、フィボナッチを使います。
※ご注意ください。相場のチャートは日本時間本日11時のものを使用しています。
●2月24日 ポンド円の為替予想とまとめ
図1の日足をみると、上昇トレンドにあって、先週は大きな十字足が連続して形成されています。依然としてここから上昇するのか、下降するのか判断できません。しかし、ここはまだ上昇トレンドと考えて、確率的に順張りを基本と考えています。
そこで今日の基本的な考え方も先週と引き続きですが、総体としては上昇トレンド、部分的には一時的(場合によっては、1日〰2日ぐらいのスパンで)にはダウントレンドもありうるという考えです。
以下、まとめの補足として詳しく4時間足をベースに主要な事実確認をしていきます。その後、この考えに沿った基本シナリオ、その反対の場合のシナリオ、最後に今日の相場に対する考え・対処法という順序でまとめていきます。
●ポンド円 日足・4時間足の事実確認まとめ
上昇材料
- 日足の図1-1では、2月5日から上昇の継続を確認。先週の中ごろから、反転を示す十字足が連続ででいる。しかし、全体的にまだダウントレンドには至っていない。
- 日足の図1-2では、先週はEMA13(黄色細線)とEMA25(黄色太線)がゴールデンクロス。
- 図2-5にて、ローソクが大きく下にはみ出しているものの、EMA50(青点線)とフィボナッチ23.6のラインの付近が抵抗線となって反転上昇している。
- 先週からEMA75(オレンジ太線)とEMA100(オレンジ細線)はクロスしたまま徐々にではあるが、上方に乖離している。
下降材料
- 図2-1にて、2月4日の安値から直近の2月18日の高値を結んで上向きのフィボナッチをそのまま使用。先週金曜日(2月21日)に、再びこのフィボナッチの0ラインにほぼ達する。この点において、直近の高値の頂点が2つ並び、ダブルトップを形成。ここから下がる可能性あり。
- 2月4日からの上昇トレンドが続いているものの、フィボナッチ23.6を超えるような本格的な戻しまだない。フィボナッチの0ラインに2回タッチしていることから23.6のラインを超えるような下降があってもおかしくはないのでは。
- 4時間足の図2-4では、EMA5(黄色点線)、EMA13(黄色細線)が同時にEMA25(黄色太線)に対して、デットクロスしそうな状況にある。
●為替対策 本日の基本シナリオ
基本的なシナリオとしては、今週も現時点では上昇トレンドと位置づけ基本的に上昇するものとしてまず対処を考えます。
その根拠は上記の上昇材料2と4。大きな枠で、日足のEMA13とEMA25のゴールデンクロス。4時間足のEMA75とEMA100がゴールデンクロス後の上昇継続という事実がそれにあたります。あくまでここはまだアップトレンド継続と考えています。
ただし、短期的には本日も下降はありえます。この後の4時間足に陰線が出現し、これが継続する場合です。その場合の下降の終着ポインン(≒反転上昇ポイント)とは、
- EMA50(青点線)
- フィボナッチの23.6ラインならば約170.00付近
- アップトレンドライン
それ以降であれば、EMA75(オレンジ太線)とフィボナッチの36.2ラインの168.8付近、この二つに挟まれた2つのEMAとなります。
上記の1〰3はほぼ重なっているので、1つとみなしてもいいかもしれません。
また、あくまで個人的な考えですが、現在のレート付近から下100pipsの間にEMA5、13、25、50、75と5本が入ってきますので、もみあいや上下にヒゲ出現など小刻みにな動きも予想されるので気を付けたいと思います。
※為替 反対シナリオ
ここでは基本的なシナリオに対しての反証および反対の考え方について考えます。
今回は、上昇せずこのまま本格的なダウントレンドに入るというものです。先週の連続十字足の出現は、これまで続いた上昇トレンドの勢いが弱まることを示しており、ここから本格的に下降していくと考えです。
根拠としては、4時足でのダブルトップの出現、1度目は未遂でしたが今回は2度目となるEMA13とEMA25のデットクロスへのトライが確認されている点です。デットクロスは2回目以降はその確率も高くなると考えています。
このため、下降が始まった際はフィボナッチ23.6ラインも超えていくのではとも考えています。
●為替予想に対する今後の考え方・対処
よって、今後の動きは、先週とと同じですがいくぶんダウンする。今回は、フィボナッチ23.6ラインを超えていく可能背も視野に入ります。しかし、全体としては通常の戻しレベルとなり、しばらくしてどこかの上昇するというのが基本的な考えです。
先ほども書きましたが、
EMA50(青点線)、フィボナッチの23.6ラインならば約170.00付近、アップトレンドライン付近
それ以降であれば、順に
EMA75(オレンジ太線)、EMA100、EMA200、フィボナッチの36.2ラインの168.8付近
となるかと思います。
とはいえ、いつもですが、上がるか下がるかは問題ではないです。毎日毎時、上がっても下がってもその対処を「実際に講じたかどうか」が重要だと思います。。
本日は以上となりますが、以下では日足と4時間足での詳しい事実確認です。
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ポンド円為替 日足、4時間足を中心とした事実確認詳細
1.ローソク足、形態認識・パターン(日足・4時間足)
- 日足の図1-1では、2月5日から上昇の継続を確認。先週の中ごろから、反転を示す十字足が連続ででいる。しかし、ダウントレンドには至っていない。
- 4時間足の図2-1では直近の高値の頂点が2つ並び、ダブルトップを形成。ここから下がる可能性あり。
2.トレンドライン(日足、4時間足)
- 図2-2にて、先週(2月20日)のヒゲが伸びている底値を頂点として、アップトレンドラインを引き直し。
- 参考のため、図2-3にて、1月2日、1月23日の高値を結んで下向きのトレンドラインを引いてみる。先週金曜日(2月21日)の高値の頂点と接していないが(あくまでこのチャート上では)、近いところを通っている。
3.指数平滑移動平均線(4時間足) 5、13、25、50、75、100、200のEMAを多用しています。見難いです。
- 日足の図1-2では、先週はEMA13(黄色細線)とEMA25(黄色太線)がゴールデンクロス。
- 4時間足の図2-4では、EMA5(黄色点線)、EMA13(黄色細線)が同時にEMA25(黄色太線)に対して、デットクロスしそうな状況にある。
- 4時間足の図2-5、EMA50(青点線)にてヒゲは越えているもののここで反転上昇をしている。
- 4時間足では、先週からEMA75(オレンジ太線)とEMA100(オレンジ細線)はクロスしたまま徐々にではあるが、上方に乖離している。
4.フィボナッチ(4時間足)
- 図2-1にて、2月4日の安値と直近の2月18日の高値を結んでフィボナッチをそのまま使用。先週金曜日(2月21日)に、再びこのフィボナッチの0ラインにほぼ達する。その後下降し、ダブルトップ形成へ。
- 図2-5にて、ローソクが大きく下にはみ出しているものの、フィボナッチ23.6のラインの付近が抵抗線となって反転上昇している。
- 2月4日からの上昇トレンドが続いているものの、フィボナッチ23.6を超えるような本格的なダウンはまだない。
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さて、みなさんはいかがでしょうか。どんなシミュレーションをされて、どう自分の売り買いも含めてリハーサルをされるのでしょうか。
なお、本日も我流の解釈なので、読まれる方にとって不快になる方や不利益を被る方もいらっしゃるかもしれません。この点は本サイトおよび下記の免責事項の内容を予めご了承ください。
不定期ですが、また時間があるときは掲載していきたいと思います。
H.N
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